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ヴィム・ヴェンダース監督作です。
ヴが2個もありますが、両方とも「W」です。
ドイツ語でしょうか。
平凡な日常こそ幸せにあふれていることを感じさせてくれる一作。
海外作品にありがちなヘンテコ日本描写もなく、良作です。
ところで、
役所広司さん演じる主人公の好きなお菓子として登場しているのが「クルミッ子」だそうです。
映画を観ている間には気がつきませんでした。
たまたま前日にクルミっ子を買っていたので偶然で(持ってるなオレ)と思いました。
クルミッ子は鎌倉のお菓子です。
製作側がそこまで考えたかどうかはわかりませんが、かつて裕福だった主人公が鎌倉のお屋敷に住んでいたと想像すれば、お話により説得力が増すと思いました。
ツッコミどころではないですが、主人公の職場は渋谷区ですが、スカイツリーのそばの下町に住んでいます。
毎日車で、首都高を使って通勤するには、時間的にも費用的にも効率が悪いです。
もちろん、下町の情景をさしこむためでしょうし、世界の人に見せる映画にはどうでもいいことですね。
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