プロ野球は阪神がいち早く優勝を決めてしまいつまらないですが、高校野球はシーズンが続いています。


夏の地方大会のある7月~明治神宮大会がある11月の間は、楽しみが持続します。


秋季神奈川県大会の準決勝を観に行きました。

場所は保土ヶ谷球場です。

対戦カードは横浜ー東海大相模、桐光学園ー鎌倉学園。

横浜ー相模は黄金カード。


保土ヶ谷球場へは相鉄線の星川駅から徒歩で行きます。

上り坂を20分程度歩きます。

夏の大会だとこの道で汗だくになります。

しかし今回はほとんど汗をかきません。

季節のうつろいを実感します。


試合開始1時間半前に行きましたが、チケット売場は長蛇の列。

私的には保土ヶ谷では過去最高に並びました。

あまりに並んだので席があるのか心配でしたが、そこは野球場、場内はやはり広い。

なんとか席を確保できました。


第1試合が東海大相模ー横浜。

序盤は横浜が優勢。

しかし中盤以降ヒットが出ません。

終盤に相模がじわじわ追い上げ、ついに9回に同点に追いつきました。

こうなると追いかける側に勢いがある。

9回裏の横浜の攻撃を相模の大型左腕 藤田投手がおさえると、タイブレークの10回表にその藤田投手の2塁打が出るなどして4点を挙げます。

藤田投手の2塁塁上のガッツポーズがWBCの大谷選手そっくりでした。

藤田投手の出来からして相模の勝利はかたい・・・と思われましたが高校野球はわからない。

藤田投手が制球を乱し、四球で走者をためては打たれるを繰り返し、一挙5点を取られサヨナラです。

力からすれば相模が上にも思えましたが、結果は残酷です。


第2試合は桐光学園ー鎌倉学園。

鎌倉学園はサザンオールスターズの桑田佳祐さんの母校です。

ブラバンが「勝手にシンドバッド」で応援していました。

ちなみにちょうどこの日、サザンオールスターズは「茅ヶ崎ライブ」を行っていました。


試合は桐光学園のペースで進みます。

8回表に7-0となりコールドゲームかと思われたところ、鎌学が1点を返し意地を見せました。

桐光学園の法橋投手は大型で楽しみな存在です。


この日勝った横浜と桐光学園が関東大会に進出です。

関東大会でがんばってもらい、ぜひセンバツに行ってほしい。

特に桐光学園は松井裕樹以来の甲子園に期待です。