高校野球 秋季東京都大会 準決勝を観に、神宮球場に行きました。
念のため前売り券を買っていきましたが、当日券売場はガラガラでした。
発券手数料を損した
10時半開始から逆算し9時に球場着。
場内に人はまばら。
結局、第2試合開始時に来た人でも私の真後ろの席に座れた
最終的にはけっこうな客入りでしたが、出足はかなり遅い様子でした。
10時半開始と思ってたら10時に試合が始まりました。
たんなる勘違い。
ところで都大会、細かいが10時開始というといつも10時4、5分くらいに始まる。
キャッチボールとかシートノックとか他県に比べかなり厳しく時間管理しているわりに、いつも定時に始まらない。
あらためられる気配もない。
なんなんでしょう。
準決勝はきれいに東同士、西同士の対戦になりました。
第1試合は帝京ー二松学舎大付の東東京対決。
この組み合わせは夏も観戦しています。
その時と同様、試合は二松学舎ペース。
夏に続いて今回も1年生4番、片井君に一発が飛び出すなど圧巻の攻撃。
投げてはエース重川君が6回途中から登板する磐石のリレー。
帝京はプロ注目の先発・高橋君の調子がいまひとつだったか。
加えて守備の乱れも目立ちました。
試合は二松学舎大付が8-3で勝利しました。
この試合、二松OBのカブス 鈴木誠也選手が観戦していたそうです。
鈴木選手の頃の二松はシルバーコレクターでしたが、いまや甲子園常連。
鈴木選手も感慨深いことと思います。
第2試合は東海大菅生ー日大三。
西東京の両横綱対決。
3回表に1点先制された日大三、その裏に2ランで逆転。
直後の4回表に菅生が同点にします。
その後7回までお互いゼロ行進。
8回表に菅生のひなた投手が自らタイムリーを打ち1点勝ち越し。
9回裏、日大三は1アウト1、2塁と攻め立てます。
ここでショートへ痛烈な当たり。
菅生のショート門間選手がこれを好捕し6-4-3のダブルプレーでゲームセット。
9回裏の日大三の攻撃のリズムや流れからして、最低でも同点という雰囲気でした。
それを断ち切った好プレーでした。
東海大菅生ナインは頭が丸坊主で青々としていました。
気合いが実った形でしょうか。
ひなた選手は10安打を許しましたが要所を締める好投。
さすがプロ注目右腕です。
体がデカく、格闘家のようでした。
本当にいい試合でした。
評判の高い菅生のブラバンをはじめ両校の応援も白熱しており、見応えがありました。
秋季大会は関東準々、東海準決、そしてこの日の東京準決と観ましたが、東海大菅生と日大三の試合が一番レベルが高かったように思います。
これで東京の決勝は二松学舎大付ー東海大菅生となりました。
エースひなた投手が1人で投げきった菅生が不利でしょうか。
（追記）
翌日、菅生が8-2で勝ったようです。
ひなた投手は連投にもかかわらず完投したとか。
たいしたものです。
これで、東京からのセンバツ出場は菅生はほぼ確実。
問題は関東6校目との比較です。
関東5校目を作新学院とすると6校目は横浜か。
東京の2校目はすんなりいけば準優勝の二松ですが、菅生を追い詰めた日大三も捨てがたい。
つまり、横浜、二松、日大三のうち1校となります。
いずれも甲子園で観たい高校です。
2校も落ちるとはもったいない。