高校野球神奈川大会を観戦に、2時間近くかけて平塚までやってまいりました。


平塚駅から球場に向かうバス待ちは長蛇の列。

球場に着いても入場券を買うのにまた長い列。

良い席に座れるか不安でしたが、通路側ではないもののなんとか良席を確保することができました。

客席は満員で、外野開放になりました。


平塚球場(バッティングパレス相石スタジアムひらつか)は、ザ・高校野球の球場の感。

緑に囲まれて趣があります。


本日の第1試合は桐蔭学園ー慶応。

慶応のブラバンの演奏を聴いていると、高校野球観戦に来たことが実感されます。

観客席にブラバン有りは久々。

やはりいいものです。

対する桐蔭はブラバンはなく、やや寂しい感じ。

コンクール前とかでしょうか。


この試合、第1シードの桐蔭学園が優勢と思われました。

しかし慶応は3本のホームランが飛び出すなど終始試合を有利に進め、7-5で見事勝利。




第2試合は横浜ー茅ヶ崎西浜。

人気の横浜の登場の割に帰る人が多く意外でした。

横浜にチアがいます。

始めて見ました。

以前は男臭く、それはそれで良かったですが、一気に華やいだ感じになりました。


茅ヶ崎西浜の応援席の方は、人数も少なく、また応援もいかにも手作り感があって微笑ましかったです。

近年はコロナ禍で高校野球観戦の機会が少ないうえに有力校同士の対戦ばかり観ていましたので、こういった一般の?学校の応援風景を見るのは新鮮でした。


茅ヶ崎西浜は強豪横浜に良く食い下がりました。

7回コールドの完封負けとはいえ、随所に見せ場がありました。

立派だと思います。



高校野球では、グラウンドに転がっている相手チームのキャッチャーマスクやバットを拾って渡してあげたりします。

プロにはない光景です。

キャッチャーマスクは自分のユニフォームのヒザで拭いてから渡したりします。

清々しく感じます。


いよいよ地方大会も佳境です。

今年の夏こそは甲子園を有観客でやっていただきたいものです。