第2試合の当初の開始予定は午後1時30分でした。
第1試合は1時すぎに終わりました。
第2試合の開始時刻は2時10分とアナウンスがありました。
朝の予報では雨がぱらつくかも、といった感じで、
第1試合も曇り空のもとで行われていました。
しかし、第1試合の終わる頃からどピーカン状態。
その中で1時間も待つのですから覚悟が必要です。
そんななか、第2試合にあわせ来場したと思われるお客さんで、
通路は大渋滞。
こんなに多くの人が、なぜ今頃来る?
仕事があったとかではないと思われる格好をした人ばかり・・・。謎。
空席はほとんどないような状態になりました。
(外野席は開放されていません)
先日ハマスタに来たときもそうでしたが、
ここはビールの売り子さんがいます。
相模原や保土ヶ谷にはいませんでした。
高校野球らしくない気がします。
酔っ払ったオッサン達が売り子さんと楽しそうにしゃべってたりします。
熱中症対策で水を売るといったことなら納得できますが。
ビール飲みすぎたオッサンがしょっちゅうトイレに立つので、
試合も集中して見られません。
そんななか、両校ナインが姿をあらわします。
いままでに増して松井君目当てに人だかり。
試合が始まります。
1回表、スラッガー水海君の2ベースから、
しばらくスタメンを外れていた坂本君のタイムリーで、
桐光がいきなり先制。いいムードです。
3回表には無死1塁で水海君。
豪快なバッティングを期待しましたが、なんと送りバント。
しかも失敗。
4回裏には横浜の4番高浜君のセンターへの当たり、
フェンスまで行くかな、と思って見てたらバックスクリーンに
入っちゃった。
松井君がホームラン打たれるなんていつ以来でしょうか。
高浜君のお兄さんは元阪神タイガース。現千葉ロッテ。
来年はお兄さんをタイガースに呼び戻して、
再来年は兄弟でプレーしてほしい。
さて、
私は1塁側にいたし、席も1塁側から埋まっていきましたので、
場内は桐光の応援で埋め尽くされているものと思っていましたが、
横浜の応援席がもう元気で。横浜のチャンスのときの応援は相当な盛り上がり。
声のデカさでは桐光への声援を上回っていたように感じます。
しかし横浜は強い。
スイングは鋭い、守備では難しい当たりを難なくさばくし、
松井君の牽制をかいくぐって盗塁を成功させる。
むしろ桐光がよく食らいついていると思いました。
2~5回戦を見る限り、桐光は意外にもろいのでは、
と思っていましたが、この試合では今までにないしたたかさを感じました。
特に守備。三振を多くとる投手のバックは難しいと思います。
しかし、堅守で松井君を盛り立てます。
1-1のまま試合は7回へ。
7回表、桐光1番、大嶋君がライトスタンドにホームラン!
2-1と勝ち越し。
そもそも、場内は「桐光が負けるわけがない」という空気が支配的だったと思います。
それは、おそらく全国の高校野球ファンの多くが思っていたことでしょう。
その雰囲気は、この一発でゆるぎないものとなった感じがしました。
あとは松井君が抑えるだけ、
そんな空気が場内に充満していくのが感じられました。