3日目、もう帰る日です。
この日の朝もジョギングに行きました。
前の日走っているとき、向こうから来たジョガーの外人おじいさんが
すれ違うとき、私にさっと右手を上げたのです。
なんとスマートな挨拶。
カンドーしてしまったのでした。
ところで、あの外人おじいさんはなぜここで走っているのだろうか。
旅行者か、はたまた退役軍人さんだったりして。
英語で言うとベテラン、英語で言うなよ。
で、今日はジョギングしてる人がいたらスマートな挨拶をしようと、
手ぐすねひいて待っていたのでした。
しかし、今日は平日のせいか(昨日は振替休日でした)、
走っている人がいやしない。
と、道の向こう側に登校中の小学生がいました。
今日は終業式なのかもしれません。
その子がじーっとこちらを見ています。
手を振ってみました。
すると、間髪入れず手を振り返してくれたではないですか。
なんという反応の良さ。
爽やかな気分になりつつ、万座毛入口へ。
今日は車道のほうを行きます。
途中にあるのは普通の住宅街です。
こんな岬のところまでこんなに家があるなんて、
当たり前かもしれませんが、私は驚きました。
住宅地を抜けると、行き止まりの雰囲気が漂いはじめ、
さらに行くと駐車場があり、お土産物屋さんがいくつもあり、
観光地らしくなります。
朝早いので、お土産物屋さんは準備の真っ最中でした。
駐車場の先が「万座毛」です。
朝早いのにもう観光客がいます、と思ったらカップルばっか。
邪魔してスミマセン

万座毛ですが、事前に得ていた情報からは、
たいして興味はなかったのですが、じっさい行ってみると、
その迫力に驚きました。
崖です。土曜ワイドの世界です。
船越さんか山村さんがいそうです。
遊歩道があり、そこから眺めるだけでも相当迫力がありますが、
ちょっと遊歩道を外れれば崖から海をのぞきこめる場所があります。
ロープはあるものの、簡単にそこに行けてしまいます。
私はこわいから行きません。
そこから本当に海をのぞいている人がいた。
落ちたら終わりですよ・・・。
迫力もそうですが、あんな危険な場所に簡単に行けてしまうのも
なんだかすごいと思いました。
こういう場所は、全国どこでもこんな感じなのでしょうか。
例えば、伊豆の城ケ崎や房総の地獄のぞきなんかはどうなのでしょう。