久々の映画鑑賞、
「ロック・オブ・エイジス」です。
 
この映画を楽しめるかどうかは、
劇中で流れる曲を知っているかどうかにかかっていると言えるでしょう。
知らない人には、「なんのこっちゃ?」って感じだと思います。
ストーリーっぽいストーリーはないし。
なんか知らんがただ歌うたってるだけの映画と感じることでしょう。
 
私にとっては、知っている曲ばかりだったので、
曲を聴いているだけで懐かしくてウルウルくる映画でした。
あの頃はまだ若くて、なにも考えなくてよくて、
未来はバラ色に輝いていて・・・、良かったなあ・・・
 
映画の話に戻りますと、
ます、トム・クルーズがイイです。
イっちゃってる感じをほんとうまく演じています。
ステージでの動きはアクセル・ローズに似てる。
歌声を披露していますが、すごく高い声です。
それこそ昔のヘビメタバンドのボーカルみたい。
トムさん、あいかわらず肉体を誇示しています。
暮らしぶりは退廃的なのに、あの体。
ちょっとアンバランスでないかい?
 
主演の二人は知らない俳優さん達ですが、
「マンマ・ミーア」のアマンダ・セイフライドのように、
これから売れてきそうな気がします。
 
曲は懐かしい、いい曲ばかりですが、
フォリナー(と言っても知らない人ばかりでしょうが)が
多いのが気になった。
フォリナーはアメリカでは人気あったよなあ。
日本ではサッパリだったけど。
 
LAが舞台なのに、
映画のタイトルになっている「ROCK OF AGES」にしても、
劇中でトム・クルーズが歌い上げる「シュガー・オン・ミー」にしても、
デフ・レパードの曲ですが、彼らイギリスのバンドですよね?(知るか)
「ウォンテッド」のボン・ジョヴィだって東海岸だし。
LAが舞台なんだからもっとLAのバンドの曲使えばいいのに。
ラットとかモトリークルーとか。
 
タワーレコードで、BGMでなにげにかかっていたのが、
スキッド・ロウの曲で。
これがまたいい曲なんですわ。
こういう、細部にもこだわってるところはいいですね。
 
久しぶりに若き日を思い出したひとときでした。
 
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