待ちに待った「アベンジャーズ」です。
「アイアンマン」シリーズ、「ソー」は映画館で観ていたので、
「ハルク」と「キャプテンアメリカ」をレンタルで観て、
予習バッチリです。
それぞれの作品がとても面白かったので、
「アベンジャーズ」への期待はふくらむばかり。
でも・・・、
期待が大きすぎたせいか、
ちょっとがっかりでした。
「日本よ、これが映画だ」なんて、
ちょっと言いすぎでは。
そもそも、見る前から思ってはいたのですが、
ロキが敵役というのが弱い。
演じている俳優さんもあまり有名ではないし・・・。
また、これだけのヒーローが終結するので
それに対抗する勢力としては仕方ないとはいえ、
敵が地球外生命体。
宇宙からくる怪物?の造形含め、「トランスフォーマー」での
既視感満載でした。
ハルクは自らの感情をコントロールできないことが
キャラクターとしてのきもなのに、あっさり覆されてしまいます。
ラスト、母艦がやられたせい(たぶん)で、
地球にいたエイリアンが倒れるのも、
そんな説明あったか?って感じでした。
日本のヒーローものではよくある設定だと思うので、
理解はできますが。
まあ、考えてみれば、
それぞれ世界観のちがうヒーローを集めたうえに、
それぞれの見せ場を作らなければならないので、
散漫な映画になってしまうのは、
致し方ないところでしょう。
ハルクがロキをボロボロにするシーンや、
我の強いヒーローたちがあっさりキャプテン・アメリカ
の指示にしたがうシーンとか、笑えるところはありました。
理屈抜きで楽しむべき映画ですね。
話は変わりますが、「ダークナイト・ライジング」同様、
この映画でも核が使われています。
しかもアメリカ人自らがマンハッタン島に核ミサイルを
撃ち込もうとします。
どうせフィクションなのですから、
例えば「すんごい威力のミサイルを開発した」
とかでいいのに。
私はアメリカが大好きですが、
こういうところはもっと考えてほしいと思いました。
