チラシの裏に書いて、ため息つきたい感じなんですが、
新聞を取っていないのでチラシがありません。

なのでここに書かせてください。






最近、かつて統合失調症で精神病院に入院していて、
年を重ねるうちに病状も安定し、いわゆる「寛解」状態となり、
縁があってうちの病院に入院することになった患者さまがいます。


で、ひどい糖尿病なんだけど自覚症状がなく、
おやつや食事などのコントロールは本人の意思ではなく、
まずは看護師の判断にて行うこととなりました。
(入院時本人も家族も了承)

ところが、その方は認知症が始まっているのか、
ただ単に忘れてしまっているのかわかりませんが、
看護師ではない人に「こないだ看護師さんがいいって言ったよ」と話し、
おやつやジュースを受け取りに来ます。
詰所に常駐している私もいつも声を掛けられますが、
「看護師さんに確認してみますね」とワンクッション置きます。
そのたびに「いいって言ってたのになぁ・・・」とぼやかれますが、
安易に差し上げたり、確認もせずに一切差し上げないといったことは
患者さまの症状に大きく影響してしまうので、必ず報告と確認を取るようにしています。


今日もその方は詰所に訪れました。
でも所望しているものはおやつやジュースではなく、
その方が前の病院から持参していた頓服薬でした。
気が弱くて若い看護師さんが、今日のその方の部屋担当で、
私はその部屋担当さん報告しようと詰所を見まわしたら、
その看護師さんは詰所に来ているその患者さまに気づき、
「どうしました?」と直接話を聞こうとしてくれました。

その瞬間・・・



「その人いつも忙しい時間に詰所に来て、迷惑なんだから!
 おやつだったら、もう完全に看護師管理ってことで
 時間になったら持っていくから、それ以外の時間は
 何度も何度も詰所に来ないでほしいのよね」


という、おばちゃん看護師の大きな独り言が・・・
私の耳にはっきり聞こえたということは、
私の目の前にいた患者さま本人にももちろん聞こえて、
対応していた看護師さんもひきつっていた。。。


患者さま本人はうつむいて
「・・・あの看護師さん、いつも意地悪言う・・・」と恨み顔で立ち去り、
私は「申し訳ありません・・・」と言うしかできなかった。
担当の看護師さんが後を追って、頓服薬を渡したようだった。

たしかにその患者さんは、ピンポイントで忙しい時間帯に詰所に来ることが多いです。
でもって、要望もすごく多くて、確かに忙しい時にはちょっと困るけども。

おばちゃん看護師本人に面と向かって注意ができるほどの度胸はないし、
いったところで100倍になって返ってくるのは
他の方の例で知っているので何も言えませんでした。
一応、患者さまからのクレームとして師長さんに報告しといたけど。。。


担当看護師さんが詰所に戻ると、そのおばちゃん看護師は
「統合失調症だったか、なんだか知らないけど、
 わからないそぶりで何食わぬ顔して自分の要望を
 押し通そうとするのよ。あの人は」と、切々と語っていた。。。
担当看護師さんは気まずい顔をしながら「はぁ・・・」と下を向いていた。









ああほんとに。。。こんな考え方の人が看護師ってのが信じられない。
なにかあの患者さまに個人的に恨みでもあるのかと・・・

日ごろからその患者さまは、退院の話が決まってないのに
「○日に退院っていうから・・・」と言って、家族に電話をしたりします。
で、その直後家族から病院に確認の電話がよく来るのですが、
そのこともおばちゃん看護師は「勝手に話を作って」と言います。
でもさ、それって退院したいっていう願望の現れなんじゃないのって。
だったらどうしてそんなに強く退院したいと思うのか、とか、
「なんでいま入院しているのか」をどう理解してるか、とか、
そういったアセスメントをしなおさなきゃならないんじゃーないのって。








高齢者分野において福祉と看護は似て非なるものってのをまざまざと感じた。
だけど私は医療相談室からドロップアウトしちゃって、
そういうことに介入できないのがもどかしい。。。