昨日の夜、観てきました~

 

 

 
ズ、シーーーンと重い映画でした。
「万引き家族」と「フロリダ・プロジェクト」を足して2を掛けたような映画でした。
「万引き家族」鑑賞後にジワジワっときた少し温かい感情は皆無です。
よくラストシーンを迎える頃に得られるカタルシスのようなものも一切なしです。
しかも、これが実話ベースであるということが更にどうしょうもなさを感じました。
だからこそ色々と考えさせられました。
 
役者さんたち、みんな凄かったーーーー!
長澤まさみさんは、凄みはあるわ、どうしょうもなさもあるわ、そんでもって少しの色気を残し、枯れたけど枯れ過ぎてないところに持って行っていました。そのあたりの微妙さが何とも言えない凄みを感じました。
好感度が高い女優さんにここまで怪演やらせるってゆうのも、保守的な日本映画を突き破ってゆくようでなんか嬉しかったです。
阿部サダヲさん、これまたご自身の持つ雰囲気を出し切りながらの怪演、お見事です。流石ですね~。
この二人である程度映画の色を作り出してしまうのも感動です。
 
そして、少年期を演じた奥平大兼くん、なかなかの存在感でしたね~。これがデビュー作とは!
将来が楽しみな役者さんです。
 
 
お家では・・・
こないだ貰った鮎を堪能。
小さいのと大きいのを選別して
 
 
 
小さいのは甘露煮。
朝御飯が楽しみで、楽しみで。
 
 
 
大きめのはフライを。
フライは衣をコッテコッテにして、レモンとソースぶっかけで。
 
 
ビールが進む、進む!
鮎の風味と苦みを堪能しました~