やっとレンタルにて鑑賞。

 

50年代のブルックリンという背景の中で

主人公がどんどん洗練されてゆく姿は

見ていてきもちいいですね。

田舎から出てきたときのグリーンの服装が

同じグリーン系統のファッションで

徐々に洗練されていく演出がニクいです。

そして何よりもシアーシャ・ローナンが

その成長ぶりを見事に演じています。

 

「つぐない」のあの少女が!

立派に成長したもんです。

もはや陰ながら彼女の成長を

見守ってきた近所のおじさん状態です。

 

二つの故郷と二つの男性に揺れ動く気持ち。

国と時代が違ってもなーんか分かりますわぁ。。

でもラストの嫌なおばちゃん

(これもどの国にも共通するんですねぇ)

の嫌味な言葉によってハっと気付いて

前向きに切り替えることが出来た主人公。

このあたりも見ていて気持ちよかったです。

 

映像、時代背景、主人公の成長

どれを取っても秀逸。

 

あぁ、またひとついい映画を観ましたよーって感覚が残ってます。