生きていくことの難しさ… | 平穏に1日が過ぎれば幸せ…

平穏に1日が過ぎれば幸せ…

身の回りに起きる日々の出来事や、ニュースなどについて思った事を不定期に書いていきます。随分と暮らしにくい世の中ですが共感していただける方がみえたら嬉しく思います。

三浦春馬さんが亡くなられた…。鷹野日南さんも自死ではとの憶測が流れていますが、木村花さんに続いて若くて才能に溢れた将来を嘱望されていた方が自ら生命を絶たれたというのは大変辛く悲しいことです。私は必ずしも自殺を否定はしません。「自殺した人は弱い人」「自殺した奴は負け」なんていう方もみえますが大きなお世話です。自分は今は自ら死にたいとは思いませんが、どうせいつかは死ぬのなら幕引きは自分の意思で後悔なく死にたいとは思います。そして今日がその日だとしても後悔はありません。彼らに「死んで欲しくなかった…」というのは残された私達のエゴでしかないとも思います。でも彼らは自殺を決意した時に「後悔はない。私は幸せだった。」と思えたのか?とは思います。もしそうではなく彼らがこの世の中に絶望し、死を選んだのであれば、あれほどの才能の方々から見捨てられたこの世の中というのはどれだけの存在価値があるのか?格差や差別が顕在化し自己肯定のために他人を批判することをやめない…。そして自分が批判されない為に協調圧力に同調し、みえない場所から大人数で袋叩き…。馬鹿馬鹿しくて本当に生きていくのが嫌になる。大変悲しいことですが彼らはこんな世の中にさよならしたかったのかとも思います。彼らは逃げたのではなくむしろ私達を見捨てたのかもしれないです。もし皆さんが彼らの死を悼み、哀しいと思うのであれば彼らのことを忘れずに遺された我々が少しずつでもこの荒んだ世の中を変えていくしかないと思うのですが…。
末尾になりましたが故人の御冥福を心よりお祈りいたします。そして御家族や御関係者の方々は御憔悴の事だと拝察いたしますが故人の為にもくれぐれもご自愛ください。