世の中に「陰謀」が存在することは当たり前です。どの組織でもそれは体験できるはずです。陰謀の法律上の定義は「二人以上のものが犯罪行為を謀議すること」です。広辞苑参照。
正当性のない者がその座につくことは犯罪です。フルベッキ写真から、米国(プラス英国)と在日朝鮮系勢力が、南朝クーデターを利用して正当性の全く存在しない朝鮮系大室氏、伊藤博文の連れを皇位につける謀議をしたと読み取れます。
陰謀の起承転結
1853年の黒船来航(起)、それを承けて、1858年日本の主権を侵害する日米修好通商条約の締結(承)、フルベッキ写真がその証拠となる南朝クーデターの利用(転)、英米傀儡の朝鮮系天皇の誕生(結)。この歴史の起承転結が幕末維新の真実と思われます。この歴史は日本にとっても米国にとっても都合の悪いものゆえに国家機密になりましたが、その後の日本社会が「脱亜入欧」の旗を掲げ、奴隷的鹿鳴館時代になったことから考えて、幕末維新の陰謀の存在を納得いただけると思いますが、どうでしょう。
その後、その陰謀を知った西郷南洲は朝廷に弓を引きました。西南戦争です。皇位は天皇の正統に還ってないという事実を後世に伝えるためです。南洲は自分の命をもって万世一系の天皇に「誠」を示しました。
わたしの先祖探求は、平成19年3月に「徳之島郷土研究会」で「西郷南洲と徳之島の文化」の題で研究発表したことがきっかけです。西郷隆盛は鹿児島生まれであるが、西郷南洲は徳之島天城町生まれ、沖之永良部島育ちであることを明らかにしました。西郷は徳之島で「大悟」の体験をして「南洲」になっています。その後、島替えで沖之永良部島に移され、禅の修行と学問を通して「敬天愛人」の思想を固めています。その当時の永良部島は塾の数が非常に多い、確か人口に対する塾の数の割合は、県で一番だったと記憶します、教育熱心な島でした。
西郷の先祖は熊本の菊池家、菊池氏は南朝の藩屏です。さらにその先は藤原道隆になっています。安藤英男著『西郷隆盛』人物文庫36ページ参照。道隆は藤原道長の兄です。その先は陽成天皇を廃位し、光孝源氏の源定省を皇位につけ宇多天皇を誕生させた藤原基経です。ここで基経がやったことは陰謀ではなく、天皇の正統を隠すという「神の計画」でした。わたしはこの事実を理解するのに苦労しました。「何かの導き」で悟ることができました。その導きは藤原基経の血を引く西郷南洲の霊と思われますが、いかがでしょうか。
勝と西郷
「維新の大業は西郷さんと先生(勝海舟)と二人で決行せられたるあとの大勢に随伴し、種々の小細工あるのみ」。岩波文庫『海舟座談』187ページ参照。文意がちょと分かりにくいので、わたしの読解を示します。「維新は勝海舟と西郷南洲がその目的を決めて実行した。そ後の事は随伴であって小細工で処理できた」。維新の本当の目的は海舟と西郷の二人の胸の内にあったということでしょうか。しかし、西郷は明治維新国家の中央から身を引き、海舟は残りました。これはどういうことでしょう。西郷が身を引いたのは、先述している通り、天皇が南朝の子孫ではなかったという事が根本因です。米国と在日朝鮮系の陰謀を知ったからです。大和魂の西郷にとって朝鮮系政府は活躍する場ではありません。誠実な西郷にできることは天皇の正統が皇位に復することを後世に託して賊として死ぬことでした。
海舟は維新後、参議・海軍卿・枢密顧問官、伯爵になっていいます。海舟ももちろん陰謀を知っています。陰謀を知りながら明治政府にとどまった海舟は西郷と比較して、不誠実でしょうか。陰謀の仲間だったのでしょうか。・・・・・・・・・。海舟に対する評価に「けだしその誠や、世のいわゆる誠に非ず。一部教徒のいわゆる正直に非ず。実に神に通じる至誠なり。」とあります。『海舟座談』308ページ参照。
神に通じる至誠の人、勝海舟の証拠は何でしょう。西郷の誠は明治政府に弓を引き賊となったことで示されました。それで、天皇の正統、万世一系の皇統に対する誠が示されました。・・・・・・・・・。勝海舟も同じく万世一系の皇統に対する誠を示しました。・・・・。その証拠は「大日本帝国憲法」です。第一章第一条「大日本帝国ハ万世一系ノ天皇之ヲ統治ス」です。この条は在日朝鮮系と英米の陰謀から日本を救います。南朝クーデターの首謀者である勝海舟は陰謀に勝りました。お分かりでしょうか。・・・・・・・・・・。
日本の国体は天照皇大御神のご神勅です。「豊葦原瑞穂の国はわが子孫が王たるべき国である」です。『日本書紀』参照。この国体に反する憲法は日本国の憲法として正当性がありません。主権が国民にあるとしている日本国憲法は日本の国体に反しています。よって正当性がありません。主権は万世一系の天皇にあると定めた大日本帝国憲法は国体に合致しています。したがって、日本国正当の憲法です。
維新の真実の目的は、当時西洋文明に最も通じていた勝海舟の内にのみあったようです。それは、未来、万世一系の天皇が統治する近代国家日本の基礎を築くこと、その基礎とは「律令」にかわる「五箇条の御誓文」と「大日本帝国憲法」です。「国家百年の計」といいいますが、海舟は百年先、いやもっと先の日本国を考えて行動していた、いかがでしょうか。
帝国憲法により現皇室を廃位させることができます。朝鮮系を介した米国の日本支配を終わらせることができます。大日本帝国憲法で日本は合法的に米国の支配から解放され独立できます。帝国憲法は日本を救います。
ブログ引用させていただきました![]()










