今回はGM製の名鉄1600系パノラマSUPER 増結セットです。

 

 

パッケージ

パッケージは小型ケースです。

動力付き基本セットと動力なし増結セットの2種類が発売されました。

 

商品情報

・品番:30443

・ク1600-サ1650(M)-ク1700の3両セット

・車番選択式

・ライトユニット搭載

・ユーザー取り付けパーツが付属

・1箱15510円

・2021年発売

・ライトユニットが基本セットの先頭車のみ取り付けられているため、連結して使用する際は基本セット(30442)のク1600とサ1650に増結セット(30443)のモ1700を連結し、増結セットのク1600とサ1650に基本セットのモ1700を連結するようになります。

 

実車情報

7000系白帯車の置き換えを目的に1999年より登場した3両編成の全車特別車編成です。

運用実績を反映して3両編成となり、2編成を連結て最大6両編成で使用されました。

運用の見直しで一部特別車編成の増備が必要となり、編成の方向転換、ク1600を廃車にしてその後ろに2300系(一般車)を4両連結して1700系として2021年まで活躍しました。

 

レビュー

〇豊橋寄り先頭車 ク1600

ク1600

豊橋寄り先頭車のク1600です。20m級の車両で両車端に両開きのドアを設け、側面の窓は連続窓となっていて窓柱や窓周りを黒く塗ることで一体感のあるデザインとなっています。

カラーリングは1000系パノラマSUPERを受け継いでいます。

 

正面

増結セットのため、ライトユニット、愛称幕、スカート部のテールライトはそれぞれ点灯しません。基本セットと組み替えるか、ライトケースに基盤を組み込むことで点灯可能となります。

行先方向幕は付属のステッカーを貼り付け、車番はインレタまたはステッカーを使用します。

愛称幕は印刷済みとなります。こちらの幌は銀色の枠だけとなります。

 

側面

車番、名鉄ウイング、特別車表記はインレタで、行先方向幕はステッカーを貼り付けます。

床下機器は旧ロッド(4120・4121)の時と異なり、ダークグレーに変更されました。足回りはピポット軸のシャーシが採用されています。

 

妻面

雨どい、昇降ステップ、製造銘版がモールド表現されています。

 

屋根

信号炎管、無線アンテナはユーザー取り付けパーツです。

中央にあるクーラーは分散型で外カバー(キセ)は連続型のものが採用されています。

 

〇中間車 サ1650(M)

サ1650

サ1650形です。パンタ付きの付随車で19.5m級の車体となります。

岐阜寄りにトイレ、公衆電話、自動販売機が設置されました。

 

 

妻面(豊橋寄り)

豊橋寄り妻面は雨どい、昇降ステップに加えパンタ配管が向かって左側に1本モールド表現されています。

 

側面

車番、特別車表記はインレタで、行先方向幕はステッカーを貼り付けます。

豊橋寄りにパンタグラフが、岐阜寄りにトイレや自販機スペースが設置されています。

岐阜寄り妻面はク1600と同じものなので割愛。

 

屋根

ヒューズ箱、アンテナはユーザー取り付けパーツとなります。

 

〇岐阜寄り先頭車 モ1700 

モ1700

岐阜寄り先頭車のモ1700です。パンタ付きの先頭車で20m級の車体となります。

VVVF装置が2種類あり、製品でも東芝製(1・2F)、三菱製(3・4F)のインバーターパーツがついているので好きな方を作ることができます。

 

 

正面

基本的にク1600と同じ。こちら側に幌が格納されているためク1600と異なり塗装が黒色に変更されています。

スカートのMHスリットが右から左に変更されています。

 

側面

ク1600に準拠。床下機器は他の2両と異なり新規品となり、先述の通り東芝製と三菱製を選択することができます。車体中央寄りに取り付けベースがあり、ランナーについている部品を選択して取り付けるようになります。

 

屋根

ヒューズ箱、アンテナはユーザー取り付けパーツとなります。

 

1編成導入

名鉄特急車シリーズが着々と増えていっております。

2編成目を購入したので連結対応加工を施して遊んでいきたいですね。