今回は静岡鉄道で活躍する新型車両、A3000形第10編成、広告用車両無塗装編成です。

 

パッケージ

2021年に登場した第10編成で、自社の1000形を置き換えるため年2本ペースで計12本製造する予定となっています。

先に登場したA3001F~5、7、8Fの7編成は静岡レインボートレインズとして虹をイメージした7色のラッピングが施された編成になり、それ以外の編成は銀一色の無塗装編成となります。

今回のような無塗装編成は5編成在籍しており、企業などの全面広告ラッピング対応車両として使用されており、1000形同様ちびまる子ちゃん、CENOVA、午後の紅茶等の企業広告ラッピングが施されております。

商品情報

・2022年4月発売

・新静岡寄り先頭車クモハA3010と新清水寄り先頭車クハA3510の2両セット

・1箱3960円

・ユーザー取り付けパーツで無線アンテナ(A3510に使用)と信号炎管(両車)が付属

・動力化台車枠が付属

実車は第9編成と同時に登場し、同時落成した2編成のうち鉄コレでは第10編成のみ製品化。

22年にはトヨタユナイテッド静岡、清水エスパルス、ベルテックス静岡を応援するラッピングが施されて活躍しています。

メーカー推奨パーツ

・動力ユニット TM-06R 18m級A

・走行化パーツ TT-04R

・パンタグラフ TOMIX 0284 C-PS27N

レビュー

〇新静岡寄り先頭車 クモハA3010

クモハA3010

新静岡寄り先頭車のクモハA3010は制御電動車であり、パンタグラフが搭載されています。

総合車両製作所で製造され、各企業の全面広告ラッピングを貼りだして運用することが前提となるため最小限の表記以外が施されず、銀一色のボディとなっています。

 

 

正面

正面です。行き先表示器は普通 新静岡が印刷済みとなり、車番も印刷されています。

左右の前照灯の間に細いパーツで尾灯も再現されていて、実車はここが光ることで笑っている口のように見えるようになっています。

スカートパーツも銀色に塗装され、車体に取り付けられています。

前照灯は最近普及しているLEDタイプを再現するために細かく穴が掘られています。

シャーシを外し、裏側から押すことでブラックフェイズ部分とガラスパーツが外すことができます。

また、運転台コンソールも再現されています。

 

 

側面

側面です。ラッピング前提のため銀一色。号車表記、行先表示機、車号、会社ロゴ、A3000ロゴ、車いす、ベビーカーマークは印刷済み。

床下機器はVVVFインバーター装置などの主制御器類がついています。

 


妻面

妻面は拡幅型貫通路が採用されています。自社1000形と同じですね。

配管、はしごがモールドで表現されています。

 

屋根

信号炎管はユーザー取り付けパーツとなります。

 

〇新清水寄り先頭車クハA3510

クハA3507

新清水寄り先頭車クハA3510です。モーターのつかない制御車になります。

 

 

正面

変更点は車番のみ。

 

 

側面

側面です。表記類はA3010と同じ。

床下機器はSIVやCPなどの補助機器類がついています。

 

 

妻面

妻面には銘版とドアコックがモールドで表現されています。

 

 

屋根

屋根です。運転台側には信号炎管を、妻側には無線アンテナを取り付けます。アンテナ周りは実車同様、ビードがなくなっています。

 

1編成導入

今回は無塗装の編成を導入しました。

25年11月ごろにはCENOVAラッピング車が発売されるということで楽しみにしています。

CENOVAラッピングはかつてBトレの1000形で製品化されており、鉄コレでは製品化されずにA3000形で製品化されることになりました。

予約せにゃならんですね。

CENOVAラッピング編成がA3009Fとなるため、発売されたら1~10Fが製品化されたことになります。

残りの11,12Fはどんな姿で製品化されるのか。

また、僕のヒーローアカデミアとコラボしたラッピング車両も製品化されているようです。

そちらは集めたり展示しやすいように先頭車1両セットと通常通りの2両セットで各種販売されています。