今回はテックステーション限定品のJR東日本の蓄電池駆動電車EV-E301系です。
パッケージ
窓抜きタイプではなく、イラストが描かれたタイプのパッケージになります。
2020年にNEW DAYS限定版で発売されたことがありますが、パンタのないE300形のみが製品化され、今回のオープンパッケージ版でやっとパンタ付きのE301形が製品化されました。
商品情報
・2025年1月発売
・1箱5500円
・動力化台車枠が付属
メーカー推奨パーツ
・動力ユニット TM-14(20m級A2)
・走行パーツ TT-03R(グレー)
・パンタ TOMIX 0260 PS33D
レビュー
〇烏山寄り先頭車 EV-E301
EV-E301-1
烏山寄り先頭車のEV-E301です。EV-E301系はJR東日本初の蓄電池電車として開発された車両で、烏山線のキハ40系を置き換えるために2両編成で製造されました。
E301形は蓄電池給電用パンタグラフが2基搭載され、烏山線両端の宝積寺駅と烏山駅停車中にパンタグラフを上昇させて給電を行います。
給電後はパンタグラフを降下させ蓄電池のみで烏山線を走行しています。
正面
行先表示(烏山線)、ACCUMロゴ、JRロゴは印刷済み。
非貫通型の前面形状で運転台下両側に縦向きのテールライト、運転台上面には小型のヘッドライトがあります。
窓は遮光フィルムが印刷され、運転台キセパーツも取り付けられていて見た目がGOODです。
側面
正面にも入っている細い緑帯が側面の窓周りに配置され、ACCUMロゴ、半自動ドアSW、ワンマンモニター、車番、車いす表記、ベビーカーマーク、号車、行先表示が印刷済み。
ドアは片側3か所で窓は209系などと同様の開閉可能の窓が採用されています。
車端部はトイレがあるような見た目ですが、機器室となっています。
表記印刷
ロゴや帯の塗装はかなりきれいです。帯が明るめの緑でさわやかな印象です。
視認性向上のため、ドア中央の戸先ゴムは黄色いものが使用されています。
妻面
パンタ用配管、昇降用ステップ、銘版類がモールド表現されています。
貫通扉、窓がそれぞれ大きめのものが採用されています。
屋根
給電用のパンタグラフが2基搭載されています。電化区間ではパンタを上げて走行することもあり、その時は回路を切り替え通常の電車と同じシステムで走行します。
EV-E300-1
宝積寺寄り先頭車のEV-E300です。NEW DAYS版で製品化されたのはこちらのみ(車番はE300-4)
NEW DAYS版は各車両(各色)の先頭車1両のみラインナップに入れるため、単車で完結するもの以外セットになることがありません(ここ最近オープン版で製品化されつつあります)。
正面
表記類はEV-E301-1と同じ。
側面
床下機器類はCPやバッテリー箱などが取り付けられています。
こちらも車端部は機器室となっています。
屋根
E301-1同様にクーラーの前後にアンテナが2本取り付けられています。
1編成導入
大宮の一般公開の時に一度見て以来、いまだに実車に乗り行けていません。
暖かくなってきたし、今度お出かけして乗ってみたいと思います。