今回は養老鉄道7700系TQ05編成(緑帯)です。

 

 

パッケージ

東急電鉄に1962年に7000系として製造され、1987年からVVVF化されて7700系となり2018年に引退。登場から車体が50年以上活躍してきた7700系ですが、養老鉄道に譲渡されて2019年より運転を開始しました。

3両編成と2両編成が導入され、今回はその中から歌舞伎塗装のTQ05編成です。

 

商品情報

・2025年2月発売

・1箱6600円

・ユーザー取り付けパーツで列車無線アンテナ、動力化台車枠が付属

・ク7905-モ7705の2両セット

同時に歌舞伎・3両編成のTQ14編成も発売されました。

 

メーカー推奨パーツ

・動力ユニット TM-06R(18m級A)※スペーサーMを使用

・走行パーツ TT-03R

・パンタグラフ TOMIX 0278 PT7169-A

 

レビュー

〇桑名・揖斐寄り先頭車 ク7905

ク7905

桑名・揖斐寄り先頭車のク7905です。種車は7905Fのクハ7905です。車番は東急時代と変更なし。

塗装は東急時代と異なり、赤帯が黄緑と緑色の2色の帯に変更されました。

 

 

正面

貫通扉にはステップが追加され、こちらはグレーで塗装されています。アンチクライマーもモールドで表現され、取付ボルトも表現されています。

車番(7905)と行き先表示(桑名)が印刷され、ワイパー、ヘッドライト、ライトリムは銀、ライトユニット枠、標識灯枠はライトグレーで塗装されています。

譲渡されてから設置されたスカートパーツも付属しています。

ちょっとヘッドライト周りの銀色の塗装が甘めですね(涙)。

 

 

側面

車番、車外スピーカー、社紋かくしは印刷済みとなります。

側面表示機は東急時代に設置されなかったため譲渡後もなしのままとなります。

床下機器はCP、SIVが取り付けられています。

側面帯は歌舞伎塗装の赤帯の位置に2色の緑帯が配置されています。緑色の帯も新鮮でいいですね。


妻面

妻面はドアコック、銘版、ステップがモールド表現されています。車内のシートパーツは黄緑色で塗装されています。

 

 

屋根

ランボードと手すりが一体成型されており、クーラー、無線アンテナは別パーツとなっています。

ユーザー取り付けパーツで無線アンテナを取り付けます。

屋根裏にガイド穴がありますが、穴を開ける際にはねじ止めの屋根パーツを外す必要があります。1㎜のドリルを使用し、緩い場合は接着剤を使いましょう。

 

〇大垣寄り先頭車 モ7705

モ7705

大垣寄り先頭車のモ7705です。種車はデハ7705です。

こちらはパンタ搭載車となります。

 

 

正面

基本的な部分はク7905と同じ。

 

 

側面

側面表記はク7905と同じパターンとなります。

床下機器はVVVF、断流器、FLなどの主回路用機器が取り付けられています。

 

妻面

パンタ配管、手すり、ドアコック、銘版がモールドで表現されています。

 

屋根

無線アンテナはユーザー取り付けパーツとなります。パンタグラフは譲渡後にシングルアーム化されました。

 

 

1編成導入

2020年に最初の2種類が発売されてから約5年。歌舞伎塗装と緑帯の2種類が発売されました。

VVVFインバーターが更新されたため、まだまだ使うことが予想される7700系です。

東洋GTOがなくなる前に1回は乗りに行っておかなければなりませんね。