今回は鉄コレ33弾より、名鉄瀬戸線で使用されていた6750系(1次車)です。
パッケージ
第33弾は昭和~平成時代に活躍した私鉄車両を集めたラインナップになっています。
商品情報
・2024年11月発売
・1箱2530円
〇鉄コレ33弾ラインナップ
①東武鉄道 8500型 モハ8576
②東武鉄道 8500型 モハ8676
③伊豆急行 1000系 クモハ1101
④伊豆急行 1000系 クモハ1501
⑤名古屋鉄道 6750系1次車 モ6751
⑥名古屋鉄道 6750系1次車 ク6651
⑦近畿日本鉄道 8000系初期車 8056
⑧近畿日本鉄道 8000系初期車 8556
⑨西日本鉄道 600形 617
⑩⑨西日本鉄道 600形 667
メーカー推奨パーツ
○動力ユニット
・TM-14 20m級動力ユニットA2 ③④⑦⑧
・TM-13R 19m級動力ユニットB ⑤⑥
・TM-12R 19m級動力ユニットA ⑨⑩
・TM-08R 20m級動力ユニットA ①②
○走行パーツ
・TT-03R ③④
・TT-04R 上記以外すべて
○パンタグラフ
・TOMIX 0238 PG16 ③④⑦⑧
・TOMIX 0258 PT4811N ①②⑨⑩
・TOMIX 6707 PT42F2 ⑤⑥
実車情報
1986年に登場した名鉄瀬戸線用の通勤型電車です。
車体は冷房付きのものを新製し、走行機器類は当時名鉄本線で使用されていた吊掛け駆動方式の旧型車両の機器を流用した車両です。
2両編成2編成が6650系として登場し、仕様を変更した4両編成5編成は区別するために6750系として登場しましたが、後に6650系は6750系1次車、他5編成は2次車となり一つの形式にまとめられました。
レビュー
〇瀬戸(尾張瀬戸)寄り先頭車 モ6751
モ6751
瀬戸寄り先頭車のモ6751です。車体は6600系に準じた19m級3扉、貫通扉付きです。一部6000系4次車の仕様も取り込んでいるため窓サッシの開閉方法やスカートの有無など部分的に変化が見られます。
種車になったのは名鉄本線で活躍していた3900系4次車となります。
正面
行先表示(急行尾張瀬戸)が印刷済み。
ライトリム、ワイパー、貫通扉の取っ手は銀、Hゴムはダークグレーで塗装済み
ライトレンズはクリアパーツで車体下部のライトケースはクリームで塗装されています。
顔つきは6600系をベースに6000系の設計を取り込んで方向幕は大型化されて少し上方に移動、スカートが撤去され、ライトケースは6500系2次車(6000系10次車)と同様のものになりました。
側面
車番、名鉄ウイングが印刷済み。
主制御器や主抵抗器類が取り付けられ台車は種車のFS16を流用しており、瀬戸線の運転速度に合わせて歯車比の変更や限流値を下げたため、軌道加速度は1.6㎞/h/sと低くなりました。
妻面
妻面は手すり、雨どいがモールドで表現されています。貫通扉部はクリーム色で塗装されています。
屋根
クーラーは別パーツとなります。アンテナはユーザー取り付けパーツとなります。
クーラーは分散式が2基搭載されています。常時2本連結して4両運転を行っていたため、連結面に来る車両のモ6752とク6651には無線アンテナは設置されませんでした。
〇栄町寄り先頭車 ク6651
ク6651
栄町寄り先頭車のク6651です。
正面
仕様はモ6751と同じ。
側面
表記類は同じ。冷房装置を使用するので新製したSIVを取り付けました。製品でもCPやブレーキ装置に加えてSIVパーツが取り付けられています。
妻面
妻面の仕様はモ6751と同じ。
屋根
クーラーは別パーツになります。無線アンテナはユーザー取り付けパーツです。
1編成導入
この後もう1セット買って2編成にして車番の変更、連結対応にして遊べるようにしました。
瀬戸線所属の車両はクロスポイント製品で製品化されていますが、なかなか入手できませんね。
鉄コレで1次車が出たので、今後の2次車や6600系の製品化につながると嬉しいですね。
個人的には窓が大きくなった2次車が好きなので製品化されたらすぐ買いますね。