今回はGMの上田電鉄1000系シリーズより、れいんどりーむ号の1002Fです。

 

 

パッケージ

パッケージは2両ビデオケースです。

 

商品情報

・品番:50707

・1号車:クハ1102(M)

   2号車:デハ1002の2両セット

・車番印刷済み

・ライトユニット搭載

・ユーザー取り付けパーツ、ステッカーが付属。

・コアレス動力使用

・1箱17380円

・2022年5月発売

 

実車情報

東急池上線・多摩川線で使用された1000系のうち1014、15、16、18Fの4編成から中間車を抜き、運賃箱や表示機、2パンタ化などの改造が施され活躍しています。

この1002Fは1018Fを改造した車両で、2009年より運用を開始しました。

自然と友だち1号ラッピングが施されて運用され、2021年より現在の日本遺産認定1周年記念・別所線開業100周年のラッピングが施され、れいんどりーむ号として活躍しています。

 

レビュー

〇1号車 別所温泉寄り先頭車 クハ1102(M)

クハ1102

別所温泉寄りの先頭車です。元は東急クハ1018号車になります。

白色をベースにいろいろな角度の虹色の帯が入るラッピングが施されています。

 

 

正面

ワンマン、行先方向幕、運行番号(編成番号)はステッカー選択式。

ライトユニットは電球色のLEDが使用されています。

昇降ステップ、窓下の手すり、アンチクライマー下は銀で塗装されており、ワイパーは印刷済み。

ワンマン幕は現行の英字入りのもの、運行番号は編成番号のもの(02は1002F)を使用します。

ステッカーは英字なしの旧ワンマン幕も入っています。虹色の帯には縦向きに細かく

黄色い線の柄が入ります。

 

 

側面

車番と車紋が印刷されています。ドア、出入口案内、優先席表示、側面方向幕はステッカーを使用します。

斜めに入る帯は龍の体をイメージしており、運転台側に龍の顔が描かれています。

動力車に設定されていて、床下機器はSIVやCPが取り付けられています。

 

 

妻面

妻面は貫通扉なし。ドアコック、銘版類、昇降ステップがモールド表現されています。妻面はラッピングなしです。

 

 

屋根

無線アンテナはユーザー取り付け品となります。通常の1000系と同じものが使用されています。

 

〇2号車  上田寄り先頭車 デハ1002

 

デハ1002

2号車のデハ1002です。元はデハ1318号車として使用されていました。

クハ1002と同じワンマン化改造が施され、この車両はパンタグラフが運転台側に1基増設されました。

 

 

正面

表記類はクハ1102と同じ。

スカートのホースとジャンパ栓の位置がクハ1103と逆転しているものが取り付けられています。

 

 

側面

床下機器はVVVFインバーター類が取り付けられています。

 

 

ラッピング

インクジェット印刷によるラッピング塗装は表面がざらざらな見た目になりますが、元々のデザインとうまく合っていて目立ちにくいと個人的に思っています。

 

 

妻面

妻面は貫通扉が取り付けられ、貫通扉両脇、向かって左側の外板横にそれぞれパンタ用の配管が引かれています。

 

 

屋根

1本ホーンのPT71Cパンタグラフが2基取り付けられています。アンテナ、ヒューズ箱はユーザー取り付けパーツです。

増設運転台側から既設パンタグラフまでの高圧線用の配管がクーラー両脇に新たにひかれています。

 

 

パンタ周り

配管モールドが細かく、配管オサエや配管から先のパンタやヒューズ箱に入る配線を表現するために配管より一回り細いモールドで表現されています。

 

 

1編成導入

上田電鉄1000系シリーズとして購入。赤帯を纏う車両は1001Fのみとなりました。

どこかのタイミングで自然と友だち1号を入手できれば1000系シリーズはすべてそろいますね。