今回はTOMIX製の415系1500番台(常磐線色・増結セット)です。
パッケージ
TOMIX初期製品の青箱製品で、4両基本編成と同時に発売されました。
商品情報
・品番:92033
・クハ411-1500-モハ415-1500-モハ414-1500-クハ411-1600の4両セット
・ライト点灯
・ホロパーツ付属
実車情報
415系鋼製車のマイナーチェンジ車として登場した車両で、当時製造されていた211系をベースとしたステンレスボディとなりました。
鋼製車と同じく直流・交流50・60Hz対応の交直流電車で車両の性能を鋼製車と合わせているため併結したり、MM’ユニットやサハを混結できるようになっているのも特徴です。
常磐線系統だけでなく、九州向けにも製造されており、九州向けは水色帯の車両となっています。
レビュー
〇勝田寄り先頭車 クハ411-1500
クハ411-1500
勝田寄り先頭車のクハ411-1500です。こちらは連結対応車両となっていてアーノルドカプラーが台車に取り付けられています。
正面
ライトは電球を使用した基盤が取り付けられています。行先方向幕も点灯します。
スカートは間口が広い連結仕様になっていて、台車マウントのアーノルドカプラーは干渉することなく首を振ることができます。
側面
窓枠、ドア枠が別色の銀色で塗装されています。床下機器は211系のものが流用されています。
妻面
妻面は向かって右下に銘版、左側には昇降用ステップやビード類がモールド表現されています。
〇モハ415-1500
モハ415-1500
中間電動車のモハ415-1500です。基本セットのモハ415と仕様は同じ。
妻面(勝田寄り)
勝田寄り妻面はビードとドア点検蓋がモールドで表現されています。
側面
モハ210の塗装違い製品になるため床下機器は流用品です。
妻面(上野寄り)
上野寄りの妻面です。
屋根
屋根はクーラーのみ別パーツになります。
〇モハ414-1500
モハ414-1500
中間電動車のモハ414-1500です。増結セットはモーターなしとなります。
妻面(勝田寄り)
パンタ周りの艤装空間を確保するために一段低くなっており、妻面も上部が低く平らになっています。
側面
パンタ～クーラー間にはパンタ以外に変圧器や切り替え装置などの機器が所狭しと設置されています。
妻面(上野寄り)
上野より妻面はモハ415-1500の上野寄りと同じ。
〇上野寄り先頭車 クハ411-1600
クハ411-1600
上野寄り先頭車のクハ411-1600です。この車両はトイレ付きの先頭車になります。
正面
クハ411-1500と同じものになります。こちらも増結対応車両で、基本セットと増結セットの連結させる先頭車を入れ替えて遊ぶようにセットが組まれています。
側面
車端部にトイレ用の小窓が設置されています。
妻面
妻面はクハ411-1500と同じ。
1編成導入
常磐線コレクションでぜひ欲しかった車両の一つです。
今後は手入れをしてKATO車と連結できるように改造していきたいですね。
基本セットの方はモーターを新しくしたいんで、どこかで再生産がかかると嬉しいですね。