今回はGM・Eキットより、国鉄101系京浜東北線色の付属編成を製作しました。

 

パッケージ

基本セット×2と増結用中間車×1で7+3の分割編成を作っていきたいと思います。

簡単に作るため、エッチング等のパーツ類を使うのはここ最近の製作車両と同じく少なめにしていきます。

商品情報

・品番:No.432

・先頭車×2と中間車×2の4両セット

・1箱2860円

・ステッカー付属なし

以下別売部品

・台車:No.5009 DT21

・動力ユニット:№5711 20m級コアレス動力A

・台車枠:No.8484 動力台車枠+床下機器セットA-03(DT21+4643BM)

・パンタグラフ:№5801 PS16N

・インレタ:No.6304 101・103系(白色)

塗料類は各車に合わせて使用してください。

リニューアルキットですとステッカーは付属しないため、別途№S-402・432の101・201系ステッカー(201系キットにも同じものが付属していた)を用意する必要があります。

一部改造が必要ですが、№95-3 103系改造パーツを使うことで103系の初期型や1000・1200番台を作ることができます。

 

先頭車ランナー

先頭車用のランナーです。2枚付属しており、前面板は3種類、配管なし妻板が1枚付属しています。

クモハ100を作る時は中間車より配管あり妻板を使用します。

側面板はクモハ101・クハ101形をベースにしているため、クモハ100・クハ100形を作る時は車側灯の位置が変わります。

 

前面板その1

前面板は3種類付属し、写真左側は白熱灯、右側は2灯シールドビーム化されたものが付属します。どちらも運転士側下部にジャンパ栓があるため、クハ100・クモハ100形を作る際は削り落とす必要があります。

 

前面板その2と妻板

おまけで101系試作車の物が付属しています。こちらは通風器を箱型にしたりパンタグラフをPS13に変えれば製作可能。正面に雨どいが出ている時代の物となります。

 

中間車ランナー

こちらも2枚付属。側面板はモハ101形をベースにしているため、モハ100やサハ100形を作る際は車側灯の位置が変わります。

妻板は3種類計4枚付属。

 

妻板その1

配管ありが1枚、配管なしが2枚成型されています。

 

妻板その2

さらに中央本線高尾以西の狭小トンネルを走る臨時列車用の旧型国電を置き換えるため、101系では低屋根車(800番台)も存在していました。

800番台製作用の妻板も付属します。

 

パンタなし屋根ランナー

パンタなし屋根・屋根上機器・シャーシのランナーです。2枚付属。

屋根は成型上細かい傷が入るため、磨いてあげるといい感じになると思います。

 

パンタあり屋根ランナー

こちらも2枚付属。屋根板以外の成型部品はどちらも同じものが付属します。

ランボードは3種類付属し、基本的には短いものしか使いません。

 

800番台用屋根

切り継ぎが必要になりますが、妻板もあるので作っているのもまた面白いと思います。

 

床下機器

床下機器は黒色成型で左上が№3(クモハ101・モハ101)×1、右上が№6(クモハ100・モハ100)×1、下が№4(クハ・サハ)×2が付属します。

設計が古いので気になる方はバルクパーツを使って組み替えましょう。

他、ガラス用塩ビ板とウエイトが付属します。

 

クモハ101

大宮寄りに連結される3両付随編成のクモハ101です。大宮寄り先頭車になります。

キットはストレートに組み、手持ちのワイパーとジャンパ栓を取り付けています。

車体塗装はサフ→GM №6 青22号で塗装。屋根はGM №35 ダークグレーで塗装。 

 

正面

Hゴムはタミヤのスカイグレイ、窓サッシとヘッドライトはタミヤのクロームシルバー、尾灯はタミヤのクリアレッドで塗装。

ワイパーは銀河モデルのWアームワイパー(№N-040)を取り付け。ジャンパ栓はGMキットのバルクパーツを取り付けています。

 

側面

窓サッシとHゴムは同じタミヤカラーで塗装。車番インレタを貼り付けました。

 

妻面

貫通扉はGMの淡緑色で塗装。幌はタミヤのスカイグレイで塗装しています。

 

屋根

信号炎管はモールド表現されており、ベンチレーターは別パーツでGM №9 ねずみ色で塗装しています。

 

モハ100

パンタ付き中間車のモハ100です。モハ101またはクモハ101とユニットを組む電動車です。

車側灯は削り落とし、トレジャータウン製の丸型の車側灯を取り付けています。

 

妻面(大宮寄り)

大宮寄りは配管ありになります。

 

側面

側面です。やっぱり床下機器は成型が甘めですね。

 

妻面(大船寄り)

大船寄り妻面は配管なしを取り付け。

 

屋根

ベンチレーターと避雷器は別パーツとなります。

パンタグラフはPS16Nを取り付け。製造当初はPS13を搭載していたようですが、途中からPS16に切り替わった様ですね。

 

クハ100

大船寄り先頭車のクハ100です。基本編成と連結できるようにカプラーはTOMIX製のBMTNを取り付けました。

 

正面

シャンパ栓受を削り落としました。

 

側面

車側灯はモハ100同様なのでトレジャータウン製の物を使って移設しています。

妻面はクモハ101と同じものなので割愛。

 

屋根

クハ100形の初期型とサハ100形は1位側にパンタグラフや避雷器が取り付けられるようになた電装準備車として設計されました。

登場当初は高加減速運転をするため全電動車編成として落成予定でしたが、変電所の改良やコスト面で問題があったため付随車を挟んで性能を落とすこととなってしまいました。

将来諸問題が解決したときに全電動車化できるように準備工事が施工されましたが、それが使われることはありませんでした。

電装準備車を作る時はパンタ脇の扇風機カバーと避雷器台座を残して配管類を削り落とし、ランボードを接着することで作ることができます。

 

1編成製作

京浜東北線を走る電車の中でも少数派だった101系。編成も5本ほどしかなく、活躍期間も短かったようです。

Nスケールではマイクロエースから製品化されており、他はBトレで登場しました。

今後は基本7両編成の製作を進めていこうと思います。