今回は製作中の80系シリーズのひとつとして、クハ86形300番台を製作しました。
パッケージ
メーカー品番No.167。台車はNo.5005 TR48、インレタはNo.6302です。
80系エコノミーキットシリーズの一つで、このクハ86形300番台は板キットになります。
先に作ったクハ85形100番台、モハ80形300番台と組み合わせるためにこのキットを製作していきます。
封入部品
ボディランナー、床下・屋根・屋根上機器ランナーと床下機器(4番)、ウエイト、重り止め、ガラス用塩ビ板(透明×2とスモーク×1)が付属。
正面の窓ガラスは透明の塩ビ板を曲げて貼り付けます。
組み立て中
車体はすんなりと組めました。側面板と正面板の継ぎ目が目立ったので光硬化パテで埋めました。
正面
テールライト部は銀河製のレンズパーツ(N-065)を入れるため0.8㎜ドリルで開口。
クハ86形300番台
塗装はサフ→GM №13 緑3号→GM №3 おうかん色で塗装。屋根はGM №35 ダークグレーで塗装。他、Hゴムはタミヤのスカイグレイ、窓サッシはタミヤのクロームシルバーで色差ししました。
正面
塗り分けはボディに引いてあるラインを使用するのでとても宅です。
銀河製のテールライトレンズ(N-065)、ワイパー(N-039)、TOMIX製ボディマウントカプラー(JC6329)を取り付けました。
側面
ウインドウシル・ヘッダーがなくなったため平滑なボディになったため見た目が結構変わります。
ドアコック蓋がモールドで刻印済み。
妻面
妻面は銘版がモールド表現されています。
屋根
ベンチレーターはGM №9 ねずみ色で塗装。屋根にベンチレーターの取り付け足が成型済みなのでベンチレーター側の取り付け足をカットします。
モハ80形200番台
今回作ったクハ86形300番台に加え、必要になるモハ80形200番台を製作しました。
ベースは一体成型ボディの0番台で屋根のパンタグラフをTOMIX製PS23(0229)を取り付けました。
側面
窓はアルミサッシになるので銀色で塗装。台車はGM製DT20(№5008)を取り付けています。
1編成製作
他、サハ87形0番台とモハ80形0番台を製作しました。こちらは以前作ったものと変わらないので割愛。
思い付きで作ったクハ85形100番台を活かすため製作を開始した80系シリーズ。中央線松本地区の6連になりました。
80系はいろいろな番台を組み合わせて編成されていて、GMから販売されているキットを使ってほぼ無改造で組める編成を探すのが自分には難しかったですね。
パンタ部を低屋根化したモハ80形800番台・850番台やクハ85形300番台を改造で作ることができればもうちょっと編成の自由度が増してよかったかもしれません。
GM製の旧型国電キットは奥が深いですね。