今回はタヴァサホビーハウス製のサロ85コンバーションキットです。
パッケージ
№KN-4001。製品はエッチング製の側面板とGUパーツがついていて、GM製の車両キットをベースにして組み合わせることで車両を作るコンバーションキットになります。
扉は原型、原型更新、プレスドアの3種類が付属し、今回は028と029号車を作るのでプレスドアを使用します。
側面板は半田を使って固定していきます。
ベースキット
サロ85001~13を作る時はGM №205のサハ87、14~29を作る時はGM №170のサロ85‐300キットから妻板、屋根、床下機器類を流用します。
今回は028・029号車を作るためサロ85‐300キットを、台車は№5005のTR48を使用します。
サハ87から作る時は結構切り刻まなければならなさそうですね…
ベンチレーターはタヴァサの№1423のサロ75用ベンチレーターAを使用します。
妻板加工
妻板は接合部が斜めでそこを越えると一段飛び出るように成型されています。緑色に塗った両側と屋根接合部が干渉するため薄く削ります。一段高くなった部分が削れるといい感じに側面板と合うようになります。
側面板と屋根・妻板の接着は瞬間接着剤を使用します。
サロ85
完成したサロ85です。80系で長編成を組む時に必要な車両ですが、Eキットでは製品化されていない車両になります。
今回製作している原型タイプは改造車を除き、クハ86、モハ80、サハ87の3車種が一体成型品で生産されました。製造にあたってサロ85が入った編成をモデルにしていなかったためでしょうか?
キットは箱組にして隙間は光効果パテなどで埋めています。塗装はボディがGM №3おうかん色、GM №13緑3号、屋根はGM №35ダークグレー、ベンチレーターがGM №9ねずみ色、帯がGM №6青22号で塗装しました。
妻面
妻面はキットのまま。
側面
床下機器、窓セルはEキットより流用。扉はプレスドアで台車はTR48を取り付けました。
屋根
ベンチレーターがガタガタに(涙)
取付位置は窓の位置を参考にして穴を開けています。
2両製作
原型タイプの80系をGMキットより製作しようと画策したとき、サロ85が無かったことに気づき、いいものがないかと調べたときに見つかったこのキット。
半田を盛りすぎて削るのが大変でしたが何とか完成し、先日の走行会で無事走ることができました。
300番台の方はKATO製で揃えたので、今度は両方持って行って走らせたいと思います。