今回はマト1編成を組み立てました。
〇上野寄り先頭車 1号車 クハ103-298
クハ103-298
上野寄り先頭車のクハ103-298です。
高運転台・ATCタイプの車両になるのでエコノミーキット・一体成型品(GM №415)を使用しています。
塗装はサフ→ボディを青緑1号(GM №36)、屋根をダークグレー(GM №35番)で塗装。
正面
ヘッドライト、飾り帯、窓枠はタミヤのクロームシルバー(№X-11)で色差し。
銀河製のテールライトレンズ(№N-065)とWアームワイパー(№N-040)、手すりはBONA製の103系改造パーツ(№PE-001)、連結器周りの配管はTOMIXの103系ステップパーツ(№PZ6287)を使用しています。
.方向幕は付属のステッカーで運行番号は鳳車両の国電用運行灯(№004)を使用しました。
側面
窓サッシ、ドア窓、くつずりはタミヤのクロームシルバー、Hゴムはタミヤのフラットブラック(№XF-1)で色差し。
車番はGMの車番インレタ(№6304)を使用。床下機器は一体成型用の103系床下機器パーツを使用しています。ドアコックはBONA製のもの(№P-027)を取り付け。
妻面
幌はタミヤのグレー、貫通扉はGMの淡緑で塗装。
カプラーはKATOの密連型(№11-703)を取り付け。連結間隔が狭くなり、幌が干渉するので少し削っています。
屋根
一部編成はクーラーがAU75から209系と同じAU720形が搭載されているものがあり、このマト1編成も1000番台以外はAU720を取り付けました。
TOMIXの209系用クーラー(№PC-103)が分売品であるので使うとGOODです。最初から銀色に着色済みです。
この高運転台の一体成型キットはクーラーとランボードも一体になっているので削り落としてからの取り付けになるので結構大変でした。
ベンチレーターはねずみ色(GM №9)で塗装。
〇2号車 モハ102-1005
モハ102-1005
マト1編成は2号車と3号車に1000番台を組み込んでいます。
1000番台は非ユニットサッシ窓の車両になるのでベースは103系初期型キット(№435)or101系キット(№432・432-1)の中間車を使用しています。
妻面(上野寄り)
モハ102・103はユニットを組む車両間にのみ手すりが取り付けられているので、ユニット外側になるこちら側は手すりを除去。
側面
側面はBONA製のルーバー(PE-002)を片側にそれぞれ3枚ずつ追加。側面方向幕はトレジャー製(№TTP235-02)を上野側に追加しています。
床下機器は0番台とMGが異なるので、東急8500系のEキットなどについている新Aを取り付けています。
妻面(取手寄り)
取手寄りはユニット間になるのでBONAの手すり(№PE-001)を取り付け。
屋根
クーラーはAU75Gを取り付け。
1000番台は搭載されたクーラーがAU75ではなく、爪が少ないAU75Gだそうです。
GMの103系改造パーツ(№95-3)についているものを使うといい感じです。穴を開けるタイプではないのでそのまま接着します。
〇3号車 モハ103-1005
モハ103-1005
3号車のモハ103-1005です。
車体は非ユニットサッシ車なのでベースは103系初期型・101系キットの中間車を使用しています。
妻面
キットのままでは配管が違うので引き直しです。キットには配管なし妻板が2枚付属するので除去するものは位置が変わる手すりのみになるので準備はしやすいです。
0.3㎜真鍮線でそれっぽくパイピングを行いました。
側面
方向幕類は同じ。
床下機器は自然通風式の主抵抗器が使用されているので東急8500系Eキットに付属している新Bを使用しています。
側面のルーバーは一体成型品のキットでは配置が異なるのですが、この板キットの方は元からついていないので正規の位置に取り付けすることができるのでいいですね。
クリアー地のステッカーが改造パーツに入っているのでそれを貼り付けることでも表現可能です。
妻面(取手寄り)
取手寄り妻面です。
〇4号車 サハ103-239 7号車 サハ103-339
サハ103-239
サハ103は4号車と7号車に連結されます。
どちらも初期型になるので101・103系初期型キットを使用しています。
妻面
妻面はどちらもステップなし。
側面
床下機器は103系EVO用のTc103を取り付け。少しかさ上げしています。
屋根
クーラーはサハ2両ともAU720を上野寄りに少し寄せて取り付けています。
ネットで見た写真もど真ん中についていなく、少し上野寄りに移動していました。
〇5号車 モハ102-510 8号車 モハ102-538
モハ102-510
5号車のモハ102-510と8号車のモハ102-538はユニットサッシ車になります。
ボディは103系高運転台・非ATC車セット(№415)または増結用中間車セット(№435-1)を使用します。
妻面(上野寄り)
上野寄り妻面です。こちらは銘版のみ。取手寄りは手すりを追加します。
側面
MG用ルーバーを追加。床下機器はシャーシに一体成型になっているのでそのまま使用。
屋根
屋根はAU720クーラーを取り付け。
中間車はクーラー、ランボードが別になっているので加工は楽。
〇6号車 モハ103-354 9号車 モハ103-382
モハ103-354
6号車のモハ103-354と9号車のモハ103-382です。
この2両もユニットサッシ車になるので一体成型ボディを使用します。
妻面
妻面は配管や手すりがモールドで表現されています。こちらはそのまま使用。
側面
6号車にはモーターを取り付けており、床下機器はEVO用のM-103床下機器を使用しています。
9号車は一体成型のモハ103シャーシを使用しています。
妻面(取手寄り)
ユニット外側になる妻面は手すりなし。
屋根
このモハ2両にもAU720を取り付け。
パンタはPS16Nを取り付けています。
〇10号車 クハ103-297
クハ103-297
取手寄り先頭車のクハ103-297です。
こちらも一体成型のクハ103・高運転台ボディを使用しています。
正面
こちらはジャンパ栓を取り付け、運転台下の配管もPZ6287に入るステップのみを取り付けました。
付属編成と連結できるようにTOMIX製BMTN(№JC6330)を取り付け。
側面
基本仕様は1号車と同じ。
1編成製作
常磐線シリーズとして作っている103系。バリエーションが多い車両になります。
付属編成は続々と完成しており、今回やっと基本編成が完成しました。
まだまだ種車があるので、もう1編成ほど作るようになると思います。