今回はGM製塗装済み組み立てキットの東急1000系を組み立てていきます。

 

パッケージ

品番:1074T

動力付きのトータルセットです。モデルは池上線・多摩川線の1000系となります。

クハ1000形-デハ1200形-デハ1310形のセット構成で、このセットは両運転台ともオフセットドアのタイプとなります。

同時に東横線の1075T(基本セット)と1075M(増結セット)の2種類が販売されました。

 

クハ1000形部品

クハ1000形の部品です。車体は塗装印刷済み。車番はステッカー選択式となります。

ステッカーは昔の大判ステッカーと車番ステッカーが各2枚ずつ付属します。

 

ガラスパーツなど

行先方向幕は左上のベースパーツに貼り、その下にある正面ガラスパーツの裏からはめ込みます。ワイパーは印刷済み。

ライトケースは塗装済みで裏側からレンズパーツを入れますが、ライトユニットを使用するときは取り付けないようにします。

ガラスパーツは中間車と共用なので先頭車を作る時は妻面側を1枚切り取り、乗務員室用窓パーツを貼り付ける必要があります。接着剤を使用しないと外れますのでご注意を。

胴受けパーツは上り向きと下り向きの2種類が付属。

 

スカートとクーラー

スカートとクーラーは無塗装となります。

クーラーはアンダーゲート処理が施されているので切り口が目立ちません。

 

ガラスパーツ

中間車と共用。先頭車を作る場合は妻面側を1枚分切り取る必要があります。

裏側にガイドがあるので切り取りやすいです。

 

デハ1200形部品

中間車のデハ1200形の部品です。屋根はパンタ車共通でパンタ、ヒューズ、避雷器、クーラー取り付け穴があけられています。

クーラー穴は塗料が回っているのか、取り付け時にきついので1.0㎜ドリルで穴をさらっておくといいですね。

パンタは旧タイプのPT42が付属。貫通扉は無塗装なので銀色で塗装するといいですね。

 

屋根上機器

貫通扉やヒューズボックス類は9000系と共通部品のランナーで、2000系用の貫通扉も付属しています。

ヒューズ箱は日立車タイプなのでこれは使用しないでトレジャータウンの部品を使用していこうと思います。

 

デハ1310形部品

下り先頭車のデハ1310形の部品です。

屋根は共通なので裏側のガイドを使ってSRアンテナ取り付け穴を開ける必要があります。

 

他の使用部品

クハ1000形に加えてパンタ、ヒューズ類、下り向き用胴受けを取り付けます。

 

T車用シャーシ

T車用のシャーシです。18m級のTR180で台車はねじ止め式のTS1004が付属(各2組)。

中間車のデハ1200と下り向き先頭車のデハ1310に使用するように説明書に記載されています。

個人的に動力を中間車に持って行きたいのでこのシャーシは両先頭車に使用することにしました。

運転台下に取り付ける台車はカプラーが取り外されています。集電対応台車なのでTR180用の集電板を組み込むことでライトユニットの点灯化などを行うことができるようになります。

 

動力

2モーターの18m級動力ユニットのDD180が付属。元はクハ1000形に取り付けるようになっていますが、中間車に取り付けます。

運転台下側にくる動力台車のカプラーポケットは最初から切られています。

 

動力台車枠

分売パーツがあればよかったのですが入手できず。旧動力(文鎮動力)のTS1004動力を入手できたのでその動力台車枠を2モーター用動力に組み込みます。

左が旧動力用で右が2モーター用となり、2モーター用動力台車に組み込むと中央部のピンがギアに当たって取り付けられないのでこのピンをカット、中心の穴を大きく広げます。

 

加工後

リューターでピンをガッツリ削りました。

 

組み込み

動力台車枠を交換し、両端にKATOカプラーを取り付けました。これで中間車を動力車にすることができます。

 

組立

とりあえずここまで組み立てました。今日はここまでですね。

この段階でライトユニット点灯化、ヒューズ箱交換、動力車の移設を行いました。

次は床下機器の設置、ステッカー貼り付けですね。