今回は東急8500系のうち、大井町線で活躍したグラデ帯の車両です。
パッケージ
製品情報
・品番4138
・2012年再販
・動力は2モータータイプ
・ライトユニット付き
・1箱25000円+税
・大井町寄りからデハ8600-デハ8700(M)-サハ8900-デハ8800-デハ8500の5両セット
かつて田園都市線との共通予備車で使われ、その後大井町線に転籍し、誤乗防止のためグラデ帯になった近年の姿となります。
パンタグラフはシングルアームタイプが付属します。
車番、行き先類は選択式となります。
〇1号車 デハ8638
デハ8638
大井町寄り先頭車のデハ8638です。グラデ帯、大井町線ステッカー、スカートが設置されました。
車体は軽量車体となり、屋根が高くなり屋根肩のRが深くなっています。
正面
行き先、種別、運行番号、車番は付属ステッカーで選択します。
帯と大井町線ステッカー、ワイパーは印刷済みとなります。スカートや無線アンテナなどは取り付け済みです。
ライトユニットも点灯するようになっています。
スカートは塗装したほうがかっこよくなりますね。
側面
集電対応のTS807台車が取り付けられ、先頭車は集電板もついています。
床下機器は蓄電池箱やCPが付いたM2タイプの床下機器が付いています。
行き先表示、優先席はステッカー、社紋と大井町線ステッカーは印刷済みです。
妻面
妻面です。コックや手すりがモールドで表現されています。
屋根
軽量タイプはランボードが付かないのですっきりしていますね。
〇2号車 デハ0700
デハ0700
2号車のデハ0700です。製造数が100両を越えたため、そのままだと番号がデハ8800形と重複してしまうので千の位を0にして0700~番号を振り直す形となりました。
れっきとしたデハ8700形です。デハ8800形も数両が0800~となっています。
この車両に動力が搭載されています。
妻面
大井町寄りには配管がモールドで表現されています。
貫通扉が付き、この面の窓にもガラスパーツが入るようになっています。
側面
車番、弱冷房車、行先、優先席はステッカーです。
床下機器はデハ8700用の動力対応タイプがついています。主制御器、断流器、抵抗器類がモールドされています。
妻面(溝の口より)
溝の口寄りの妻面にはドアコックがモールドで表現されています。
屋根
大井町寄りにシングルアームパンタグラフ(PT71D)が取り付けられています。
ヒューズ箱やクーラーは取り付け済みになります。
パンタ周り
ヒューズ箱やクーラーは未塗装なので塗ってあげるとカッコよくなりますね。
〇3号車 サハ8975
サハ8975
3号車のサハ8975です。SIVを搭載する車両です。
妻面(大井町寄り)
大井町寄りの妻面は手すり以外特にモールド表現は無し。8638Fのサハ8975は8639Fと連結していた時に3号車になる車両で、誘導無線アンテナが付属していた名残で手すりがはしごタイプになるのが正規ですが、製品は付属しておりません。
そのまま作るなら下り方の8639Fや8641Fになります。
側面
床下機器はSIVが搭載されています。
このサハ8975とデハ0804には集電板が付属していないので、室内灯をつける方は別途集電板(№98-3)を購入する必要があります。
妻面(溝の口寄り)
溝の口寄りの妻面です。こちら側には手すりとドアコックがモールドで表現されています。
屋根
屋根です。
〇4号車 デハ0804
デハ0804
4号車のデハ0804です。この車両も番号を振り直した車両です。
側面
床下機器は蓄電池やCPが付属しています。大井町寄り山側には車イススペースとなります。
妻面と屋根はサハ8975と同じなので省略。
〇5号車 デハ8538
デハ8538
溝の口寄り先頭車の5号車、デハ8538です。
正面
表記類はデハ8638と同じ。ジャンパ栓の箱が海側に来るのでスカートの形状もそれに合わせて変更されています。
側面
床下機器はM1タイプが付属。
妻面
妻面です。
屋根
屋根です。大井町寄りにシングルアームパンタグラフ(PT71D)が取り付けられています。
1編成購入
赤帯で田園都市線運用時用として8640+41Fを作り、今回はグラデ帯の8638Fを購入しました。
実車では大井町線の8500系の中で一番最後まで残っていた編成で、最後の定期検査を受けてから少し運用されて廃車になってしまいました。
自分の中で大井町線は赤帯時代までという縛りがありましたが…今回の導入でその縛りが解けそうな気がします。
残る8639Fは赤帯で導入したいなぁと思っています。