2002年に登場した相鉄線の通勤形電車で、JRのE231系をベースにして製造された車両で、顔や細かい部分以外は基本的に共通の車両となっています。
10両編成と8両編成があり、それぞれ活躍しています。
登場時は相鉄6000系からのカラーでドア・窓上が黄緑色のラインで、車体裾が黄色いラインが入っていましたが、CI導入により、グループカラーが採用されたので、現在のカラーになりました。
8713F(左)と10707F(右)
10000系はもとの配色と同じ部分のラッピングが変更されたのでそこまで見た目は変わりませんでしたが、先に入った新7000、8000、9000系に至っては元々の赤ベースにSOTETSUのSの字をベースとしたデザインの塗装が施されていましたが、塗装変更が施されて白ペースに青色の帯が配置されるようになりました。
ベースとなったE231系は機器更新時期を迎え、制御器などの交換が進められており、本系列は9000系や8000系のように、かしわ台車両センターではなく、JRの長野総合車両センターに回送されて工事が施工されるそうです。

