今回は7700系の色差しなどを行いました。

 

〇クハ7912

クハ7912

目黒寄り先頭車のクハ7912です。元はデハ7000形の奇数車でした。

7700系に改造工事をする際に電装解除が行われてクハ7900形となりました。

モデルにした時代は黒地の方向幕、幌枠なし、赤帯の時代です。

 

正面

幌枠付きの前面板だったので幌枠後と貫通扉を撤去し、トレジャータウンの7200系手すりパーツに付属する貫通扉周りにプラ板で枠を作って貼り付け。

渡り板、手すり、アンチクライマーは7200系手すりパーツを、ワイパー、エアホース、ジャンパ栓は銀河モデルを使用しました。

カプラーは将来的なことを考えてTOMIXのTNカプラーにしています。

 

側面

側面は車側灯をトレジャータウンの物に交換しています。社紋はBトレ、車番は鉄コレのものを使用。

鉄コレの7700系のステッカーにはデハ7815を差し込んだ時代の7912Fの車番が封入されているのでそれを使用。

 

妻面

本来は雨どいを追加するのですけど、省略です。カプラーはKATOカプラーを取り付け。

 

屋根

屋根はモールド類を撤去し、クーラー、ランボード、アンテナを取り付け。

 

〇デハ7812

デハ7812

中間電動車デハ7812です。元はデハ7100形偶数車です。

改造時に冷房装置も追加されたため、パンタグラフ周りの機器配置、配管が変わりました。

 

妻面

こちらはキットの妻面をそのまま使用しています。屋根に新しく引いた配管は妻面と一体にしませんでした。

 

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側面

表記類は先頭車と同じ。旧キットの床下機器などを使っています。この車両に動力ユニットを搭載しています。

 

屋根

ヒューズ箱はトレジャータウンの物を取り付け。配管はネットの写真を参考にしています。

パンタグラフはGMのPT42Nを使用。元々日比谷線直通用としていたため屋根が低く作られているので、ランボードとBONAのパンタ土台パーツを使って少しかさ上げしています。

 

パンタ周り

このような感じになります。

 

〇デハ7815

デハ7815

7700系は元々4両で1編成として改造されましたが、池上線にも投入されれるようになり一部編成が3両編成となりました。

その中で廃車対象から外れたサハ7850形3両が先頭車化改造や電装改造されて7915Fとなりました。

改造にあたって東急初のIGBT素子を使った東芝製VVVFインバーター装置を搭載され、冷房装置の間に割り込むようにパンタグラフを取り付けるため、配管類の配置も変わっています。こちらも東急初のシングルアームパンタグラフが五反田よりに搭載されました。

新しい機器を搭載され、試験的な改造が施されている車両ですね。

 

側面

この車両のみ先にワンマン運転用車外スピーカー、側面表示器が設置されましたので、スピーカーはトレジャータウンのものを使用しています。

側面表示器はGM製ステッカーをそのまま貼り付け。

 

パンタ周り

パンタグラフはGMのPT71Aを使用。当時は1本ホーンの物でした。

冷房装置の間についているので特徴的ですね。

 

妻面

新しく引いた配管は貫通幌枠の中に納めず露出していますね。昇降ステップはトレジャータウンのものを使用。

 

〇デハ7712

デハ7712

蒲田寄り先頭車デハ7712です。

 

側面

側面表記類、車側灯類は他の車両と同じ。

 

妻面

こちらは配管を妻面まで引いています。妻面まで引いた方が作りやすいですね。

 

屋根

屋根です。

 

1編成製作

鉄コレで7700系を1本持っていますが、新たに1本欲しいと思っていて探してみると結構お高かったので買いためていたキットを改造して作りました。

せっかくなら何か面白そうなものをという事でデハ7815を組み込んだ7912Fにしました。

まだまだキットがあるので他の車両を作ってみたいと思います。