今回は装動新シリーズ「双動仮面ライダーW」より、サイクロンジョーカーです。

パッケージ
新シリーズのモデルは仮面ライダーWです。平成2期の最初の作品が双動となりました。
装動方式(エグゼイド、ビルドの一部、ジオウ)、創動A-Bサイド方式(ビルド)ではなく、新たに双動R-Lサイド方式となり、劇中通り体の真ん中で分割する方式となっています。
商品情報
〇双動ラインナップ
・1.サイクロンボディセット(Rサイド)
・2.サイクロンジョーカー用 ジョーカーボディセット(Lサイド)
・3.ファングボディセット(Rサイド)
・4.ファングジョーカー用 ジョーカーボディセット(Lサイド)
・5.ジョーカーボディセット(Rサイド)
・6.仮面ライダージョーカー用 ジョーカーボディセット(Lサイド)
各450円+税。
ラインナップの2/3が黒いジョーカーボディとなっています。ルナ、トリガー、ヒート、メタルボディはエクストリームとともにプレミアムバンダイで販売されます。
普通は3~6がプレミアムバンダイのルナ、トリガー、ヒート、メタルと入れ替わるのが普通のような気がしますが…さすがプレミアムバンダイ。
レビュー
〇1.サイクロンボディセット(Rサイド)

サイクロンボディセット
サイクロンボディセットには以下の部品が封入されています。
・本体×1
・交換用手首(平手)×1
・交換用手首(握り拳)×1
・アクション用首ジョイント×1
・アクション用アンテナ×1
・分割アンテナ(右)×1
・分割アンテナ(左)×1
・分割Wドライバー(右)×1
・分割首ジョイント×1(本体にデフォルトで装着済み)
・アクション用Wドライバー×1(本体にデフォルトで装着済み)
・頭部×1(本体にデフォルトで装着済み)
分割○○の部品はジョーカーエクストリーム再現用の部品となっています。
〇2.サイクロンジョーカー用 ジョーカーボディセット(Lサイド)

ジョーカーボディセット
サイクロンジョーカー用ジョーカーボディセットには以下の部品が封入されています。
・上半身×1
・下半身×1
・交換用手首(握り拳)×1
・交換用手首(平手)×1
・交換用手首(指差し)×1
・アクション用アンテナ×1
・分割アンテナ(右)×1
・分割アンテナ(左)×1
・分割Wドライバー(左・本体に装着済み)×1
・ジョーカーエクストリーム用補助ジョイントパーツ×1
・分割首ジョイント×1(本体にデフォルトで装着済み)
・頭部×1(本体にデフォルトで装着済み)
・支柱×1
・台座×1
アンテナはサイクロンボディと同じものが付属。

サイクロンジョーカー
二つのボディを組み合わせることでサイクロンジョーカーフォームになります。
サイクロンボディの首ジョイントを交換、ジョーカーの頭部とともに取り付けます。
上半身はそのまま取り付けられ、下半身はサイクロンボディにジョーカーボディを取り付けWドライバーで固定。アクション用のアンテナを取り付けることで完成します。
プロポーションは劇中に近い形状となっていると思います。

上半身
サイクロン側はパール調の緑色(黄緑に近い色)のパーツで作られ、胸部には黄色の柄の入ったシールを貼り付け。
ジョーカー側もパール調の黒色の部品で作られ、胸部には紫色の柄の入ったシールを貼り付け。
胸部アーマーは劇中に近いマッシブなデザインとなっています。複眼部分は赤で塗装され、アクション用アンテナの真ん中も赤く塗られています。
アンテナは軟質樹脂パーツとなっています。
設定どおりセンター部は銀色のラインが入っています。

右腕
右肩下部は金色で塗装され、手首には金色の柄の入ったシールを貼り付け。
手首はピンで取り付けられているので回転、また交換することができるようになっています。

左腕
左肩下部には紫色のラメ入り塗装が施され、手首には紫色の柄の入ったシールを貼り付け。

下半身
下半身です。関節部分だけ筋繊維を彷彿とさせるような細い線のデザインが施されています。
胴体、腕部、脚部ともにWをイメージさせるラインが入っていますね。
太腿はボールジョイントで取り付けられ、また軸方向に回転させることができるようになっています。

足先
足首にはそれぞれ柄入りのシールを貼り付け。各部ホイルシールになっているんで目立っていいですよね。
柄も結構細かいです。

Wドライバー
アクション用のWドライバーです。結構細かいモールドが施された部品ですが、上からシールを貼り付けてしまうのであまり目立たなくなってしまいます。
塗装したほうがかっこよくなりそうですね。
ベルト部分も銀色のシールを貼り付けます。

背面
背面です。サイクロンボディにはマフラーパーツが装着されています。
ピンで取り付けられているので動かすことができます。
腰にもスタンド用の穴が開いています。

サイクロンボディ(ジョーカーエクストリームモード)
マキシマムドライブスロットにジョーカーメモリを入れて発動する必殺技、ジョーカーエクストリームを再現するための形態です。
体を分割し、首ジョイント、アンテナをジョーカーエクストリーム用首パーツ、アンテナ(右)、Wドライバー(右)に付け替えます。

断面
断面はこんな感じ。劇中では黄色い光が出ていましたね。
首と腰の可動する部分のベースはRサイドのボディに集められています。

ジョーカーボディ(ジョーカーエクストリームモード)
必殺技ジョーカーエクストリームを再現するための形態です。
体を分割し、首ジョイント、アンテナをジョーカーエクストリーム用首パーツ、アンテナ(左)、Wドライバー(左)に付け替えます。

断面
腰の可動ギミックの都合でRサイドボディをベースにLサイドのボディをつけるため、ジョーカーボディは直接上半身と下半身を合体できないのでジョイントパーツを使用します。

ジョーカーエクストリーム
視聴者びっくりの必殺技、ジョーカーエクストリームです。
飛び蹴りではなく、空中に浮遊し体が中心で左右に分割、そしてそれぞれの体を飛ばしてキックするという技でした。
あれは当時びっくりしましたね。双動でも再現するためにいろいろなギミックが仕込まれていて素晴らしいですね。この構造を思いつく力はすごい。

ポーズ
基本的な可動はもちろん、劇中のガイアメモリを交換して半身だけ入れ替わる設定を再現し、本体を分割しても首や腰を可動させることができる構造がとてもすごいですね。
プロポーションも良好で見ていてもカッコいいし、手に取って遊んでいても可動域が大きくていいですね。
初代をイメージしたシンプルなデザインがまたかっこいいですね。平成2期シリーズでは結構好きな作品でした。