今回は東横線で活躍していた1000系を改造、譲渡された一畑電車1000系(デハニ50カラー)です。

パッケージ
しまねっこ号Ⅱ発売から2年たち、ようやく通常のデハニ50カラーが製品化されました。
商品情報
・2018年7月発売
・電鉄出雲市寄り先頭車クハ1102と松江しんじ湖温泉寄り先頭車デハ1002の2両セット
・1箱3000円+税
・動力化台車枠、ステッカー、ユーザー取り付けパーツとしてアンテナが付属
メーカー推奨パーツ
・動力ユニット TM-06R 18m級A
・走行化パーツ TT-03R
・パンタグラフ TOMIX 0249 PT-7113B
レビュー
〇電鉄出雲市寄り先頭車 クハ1102

クハ1102
元東急1000系デハ1453に先頭車化改造を施した車両で、電装解除されてクハ1102となりました。
顔つきは上田電鉄6000系や福島交通1000系と同じ。
カラーリングは3パターン候補があり、一般公募の結果デハニ50をイメージとするカラーリングが採用されました。

正面
ワンマン表記、車番、行先表示(松江しんじ湖温泉)が印刷済みとなっています。
手すり、ワイパーも銀色で塗装されています。ライトユニットはしまねっこ号Ⅱ(1003編成)と違いシールドビームとなっています。顔つきはJRの気動車のような顔つきですね。
スカートパーツは胴受けに取り付けるタイプとなっていて、車体とシャーシを分離したときにポロリと落ちやすいです。
スノープラウ付きのスカートに電気連結器が取り付けられているので、見た目は非常にごつい。


側面
側面はラッピングをまとっているので非常に鮮やか。新設運転台部分は新たに外板を貼り付けているためビードなし。
床下機器はSIVやCPが取り付けられています。7700系とかも同じような床下機器ですね。
こりゃ以前に行ったしまねっこ号Ⅱと同じくGM製床下機器を取り付けよう。


表記類
手すり、窓サッシ、ドア窓枠、くつずり、ドア帯、車外スピーカー、7行き先表示器枠が銀色で塗装されています。
乗務員室扉表記、車番、ドアスイッチ、社紋、コーポレートロゴ、車イスステッカー、ワンマン入口、ワンマン出口、行き先表示が印刷されています。
塗装、表記類がめっちゃ細かいですね。

妻面
妻面です。室内パーツは茶色。
ステップ、ドアコックがモールドで表現されています。

屋根
屋根は特に改造点はなく、ユーザー取り付けパーツで無線アンテナを取り付けます。

アンテナ
1㎜のピンバイスで穴を開け、取り付け。クハ1102のみ取り付けます。
〇松江しんじ湖温泉寄り先頭車 デハ1002

デハ1102
元デハ1403で運転台新設やパンタグラフ増設改造を行われ、デハ1102となりました。

正面
正面です。顔つきはクハ1102と同じ。


側面
側面です。表記類はクハ1102と同じで、床下機器はVVVFやFL、断流器などが取り付けられています。

妻面
妻面です。貫通扉、配管、手すり、ドアコックがモールドで表現されています。

屋根
運転台側にパンタグラフが1基増設されています。


パンタ周り
増設側パンタはヒューズ箱が1個で、配管類も妻面のパンタグラフから新たに引かれています。

購入
2編成つなげてスーパーライナーとかやりたいですね。