今回はかつて長野電鉄線で活躍していた10系(新OSカー)です。

パッケージ
商品情報
・2014年8月発売
・長野寄り先頭車モハ11と湯田中寄り先頭車クハ61の2両セット
・1箱2600円+税
・展示用レール、動力化用台車枠が付属
・ユーザー取り付けパーツあり
かつて長野電鉄線で活躍し、最近まで須坂駅構内で留置されていた車両が製品化されました。
OSカー(Officeman & Students Carの略)とよばれた0系に改良を施して製造され、新OSカーと呼ばれていました。
推奨パーツ
・動力ユニット 20m級A TM-08R
・走行化パーツ TT-04R(グレー)
・パンタグラフ TOMIX 0238 PG16
レビュー
〇長野寄り先頭車モハ11

モハ11
長野寄り先頭車モハ11です。パンタグラフ、誘導無線アンテナが搭載されている車両です。
色合いはOSカーを踏襲した赤とクリームの塗装となっています。

正面
OSカーでは貫通扉が付いたデザインでしたが、新OSカーは貫通扉を撤廃して非貫通式になり、1段式になった方向幕、窓が一体に見えるように配置されるなど、OSカーよりすっきりとしたデザインとなりました。
おでこに前照灯と尾灯が搭載されるのは引き継がれているようですね。
行先方向幕は須坂、編成番号OS11、車番11が印刷されています。


側面
側面です。塗装パターンは同じ。床下機器は主抵抗器や断流器などが搭載されています。


表記印刷
車番、社紋、行先方向幕、NAGADENロゴ、乗務員室扉が印刷済み。窓サッシも銀色で塗装されています。

妻面
妻面ですクリームの帯は妻面窓脇まで回っています。表記類が印刷済み。
車内は茶色になっています。

屋根
屋根です。パンタグラフが設置され、地下区間を走行するため屋根上にヒューズ箱が設置されています。
ユーザー取り付けパーツで誘導無線アンテナが2個付属します。毎度のことですが軟質プラ材の部品なんでサイズ通りの取り付け穴を開けて取り付けるとうまくつかず、力を入れるとすぐ壊れます。
〇湯田中寄り先頭車クハ61

クハ61
湯田中寄り先頭車クハ61です。

正面
正面です。モハ11と違いスカートの切り欠きの位置が変わっています。
車体中心側にホイッスル(でしょうか?)がモハ11とともに設置されています。


側面
側面です。

妻面
妻面です。表記類が印刷済み。

屋根
屋根です。ユーザー取り付けパーツで無線アンテナを運転台側に取り付けます。

無線アンテナ
台座が付いた逆L字型の無線アンテナを取り付けます。

1編成入線
長電シリーズを集めていて、結構前に買っていたんですが開封せずにずっと置いてあったのでやっと開封しました。
はじめて見たときはもう須坂駅に物置として留置された状態でした。最近解体されてしまったのは残念ですね。
見た目もすっきりとしていて顔つきも悪くなく、結構好きな車両です。
動力化パーツを買ってこなければなりませんね。