今回は東急目黒線で活躍する3000系です。

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パッケージ

商品情報

・2018年2月発売
・総合車両製作所の電車市場にて発売
・1箱5000円
・動力化用台車枠、1次車用スカート、無線アンテナが付属
・クハ3100形、デハ3400形、サハ3500形が各1両入った3両セット
近年の東急車で大手模型メーカーから長い間製品化されることがなく、ついに鉄道コレクションで登場しました。
2セットで6両編成が組め、スカートの組み換えで1次車、2次車以降と製作が可能です。
4箱買うと東横線に投入されていた時代の3001Fタイプを作ることができます(行き先ステッカーや遮光幕などの違いでタイプモデルとなります)。
同時によりリアルに印刷されたインレタも販売されました。

メーカー推奨パーツ


・動力ユニット 20m級A2 TM-14
・走行化パーツ TT-03R(黒)
・パンタグラフ TOMIX 0284 C-PS27N

商品レビュー

先頭車クハ3100

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先頭車クハ3100(3000)
先頭車クハ3100です。日吉寄り先頭車です。
東急2000系の製造から少し期間が開いて新たに製造されたため、側面のビードがなくなり、正面も平たい切妻型からFRPを用いた丸みのある顔つきとなりました。

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正面
正面です。反対側の先頭車でも使えるように車番はステッカー選択式となっています。
窓枠のグレーが奇麗に塗装されていてGOODですね。ライトケースも形状は良好です。
行き先表示、運行番号ステッカーは窓ガラスを外して屋根側のモールドに貼り付けるようになっています。
遮光フィルムはガラス裏側から塗装されています。

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スカート
スカートです。左が1次車(3001F)用で、右が2次車以降(3002F~13F)用です。切り欠きの大きさが異なっています。
試作品の時はつかないという情報がありましたが、ちゃんとつけてくれました。
(ついでにガラスパーツも東横線投入時の遮光フィルムが貼られていないやつ、行き先表示もついていたらさらに2箱買っていたと思います。)
伊豆急8000系の時と違い、ダミーカプラーのポケット部分にも固定できるように爪が出ているので、外れにくくなっています。

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仕切りパーツ
運転台の仕切りパーツが付属しています。窓、乗務員扉、椅子が表現されています。

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側面
側面です。車体の赤、白、紺という当時の東急新塗装が施されています。埃の巻き込みがちょっとあるのは残念なところ。
それよりも写真上側の側面で妻寄りと運転台側の側窓の窓枠がモールドされていないエラーがあります。
後、車体上部の帯にある白い菱形の模様ですが、上下の先頭車で向きが異なりますが、製品の特性上しょうがないですね。
車番、行き先表示はステッカー選択式です。社紋は印刷済み。その他表記類はほかのメーカーの物を貼り付ける必要があります。

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屋根
屋根は上が目黒寄りのクハ3000形で下が日吉寄りのクハ3100形です。無線アンテナはユーザー取り付けパーツとなっていて、1㎜のドリルで穴を開ける必要があります。

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妻面
妻面です。ドアコック、手すりがモールドされ、貫通扉は薄い紫で着色済み。
貫通扉の窓枠は銀で塗り分けられています。

パンタあり中間車デハ3400

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パンタあり中間車デハ3400(3200)
パンタあり中間車のデハ3400です。デハ3200としても使用可能です。
デハ3400は単独の電動車ですが、5000系シリーズと違い実車もパンタグラフが2基搭載されているので屋根を交換するなどしなくても問題なし。

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側面
側面表記類はほかのメーカーから流用しましょう。行き先表示と車番はステッカーが付属。
床下機器はフィルタリアクトルやVVVFインバーター装置がついています。
結構似ていないのでここら辺はGMのバルク品などでそれっぽく並び替えようと思っています。

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屋根
3000系は屋根上の引き通し配管が屋根内に通されているんですね。独特な作りです。

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パンタ部
パンタ部はこのような感じです。ヒューズ箱は白色に着色したほうがいいかな。

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妻面
妻面です。上り方(写真左)に貫通扉がついています。床下に向かう配管もこちらにモールドされています。

パンタなし中間車サハ3500

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パンタなし中間車サハ3500(デハ3250)
パンタなし中間車のサハ3500です。デハ3250としても使用可能です。

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側面
側面です。コンプレッサーやSIVが搭載されています。3000系は8両編成化にも対応できるようになっていて、デハ3200と3400、デハ3250とサハ3500はそれぞれ床下の機器配置、構成が近いものとなっています。

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屋根
屋根です。クーラー以外何もないシンプルな屋根となっています。

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6両編成1本導入
待ちに待った3000系です。当方は6両編成を1本導入しました。
窓枠が無かったり、帯塗装がかすれたりそもそもされていなかったり、違う台車が取り付けられていたりとエラーが頻発している商品ですが通販分もすでに売り切れという事で人気はすごくあるようですね。
この調子で兄弟車のY000系も製品化されるとうれしいな~とか思っています。
今後機器の並べ替えや表記類の貼り付けなど行っていきたいですね~。