今回は都営三田線で活躍する6300形(3次車)です。

パッケージ
商品情報
・都営交通限定品。12月9日に都営フェスタ2017in浅草線で先行発売され、12月10日より都営交通主要駅駅長事務室にて販売。
・1箱2000円(税込み)
・先頭車1両+中間車1両の2両セット
・NEW SGフレーム採用
都営交通最新商品は三田線で活躍する6300形(3次車)となりました。
東急目黒線に乗り入れる車両で将来の8両化を見据えた車両番号の振り方が行われています。
組立レビュー
まずは先頭車

使用部品
使用部品です。屋根パーツは2種類付属。

前面板、スカート、妻板
前面板は遮光フィルム部分は塗装となっています。艶があまりないので、こだわる方はコンパウンドなどで磨いてもいいかもしれません。ライト部分は無塗装となっています。
スカートは運転台部分と一体パーツとなっていて、組み込むと運転台の窓からキセが見えるようになっています。
一段くぼみがあり、そこにライトユニットステッカーを貼り付けることでライトを表現し、組み立てると前面板の裏側からライトが見えるようになっています。
妻板は扉(小)あり、配管なし(表記A)を使用します。

クーラーと台車
クーラーは別パーツとなり、アンダーゲート処理が施されているので、切り口が目立たないようになっています。

屋根
屋根パーツもアンダーゲート処理が施されています。
上が機器箱あり(1号車で使用)で下が機器箱なし、アンテナあり(6号車で使用)の2種類が付属。
誘導無線がない車両がモデルとなっていて、よく見ると裏側に誘導無線アンテナ取り付け用のガイドがついています。今後スカートパーツも新規製作されて1、2次車も製品化されませんかね?

完成した先頭車(1号車)
完成した先頭車(1号車)です。こちらは西高島平寄り先頭車です。コルゲートが多い6000系と違い、丸みのある柔らかい先頭部のデザインもいいですね。

完成した先頭車(6号車)
完成した先頭車(6号車)です。こちら白銀高輪寄り先頭車でSRアンテナが2基搭載されています。

正面
正面です。社紋、車番を貼り付け。運番(無表示)と行き先表示は屋根パーツに貼り付け、ライトユニットはスカートパーツ委貼り付け。
裏側から透けて見えるのでリアルですね。三田線のラインカラーの青と赤帯がキマっています。


側面
側面です。窓枠がちょっと太い気がします…帯の塗装はばっちりです。
ステッカーは豊富で行き先表示、車番(2種類)、社紋、優先席表記(窓)、優先席表記(扉脇)、車外スピーカーステッカーを貼り付けています。
次に中間車

使用部品
屋根パーツが2種類、妻板が5種類付属。パンタグラフはアンダーゲート処理が施されています。

妻板
左上から扉(小)なし・配管なし(表記B)、真ん中上が扉(大)あり・配管なし(表記C)、右上が扉(大)なし・配管なし(表記D)、左下が扉(小)なし・配管あり(表記E)、右下が扉(大)あり・配管あり(表記F)の5種類。車両によってはこれに加えて先頭車で使用した表記Aの妻板も使用します。
1箱に各1枚ずつ入っています。

屋根
屋根は上がパンタなし(3、4号車で使用)で下がパンタあり(2、5号車で使用)の2種類が付属。

完成したパンタあり中間車
完成したパンタあり中間車(2、5号車)です。
このうち5号車は車両を反転させてつなげます。どちらも表記E、Fの妻板を使用しますが、2号車の白金高輪寄りは説明書によると実車と配管の形状がちょっと異なるそうです。

完成したパンタなし中間車
完成したパンタなし中間車(3、4号車)です。
3号車は表記DとAの妻板を使用し、4号車はBとCの妻板を使用します。
4号車は弱冷房車表記を貼り付け。


側面(2号車)
側面です。車両によって優先席、車イスの表記ステッカーの貼り付け位置が異なるため、説明書に細かく記載してあります。


側面(3号車)


側面(4号車)


側面(5号車)
各車表記が異なります。

1編成製作
都営フェスタで購入しようしたものの、出遅れたために売り切れで買えず。次の日に五反田駅で購入してきました。
東急目黒線乗り入れ車両シリーズでは東急5080系と埼玉高速2000系に続いて3種類目となりました。
都営地下鉄のBトレは同時期に販売されている製品より価格が抑えられていてすごいですね。なかなかの出来で気に入っています。
塗装もよく、ステッカーも多くていいですね。
スカートパーツや誘導無線アンテナを新しくくわえて1、2次車も製品化されるといいですね。
この金型を流用して東急3000系も製品化されるとうれしいなぁ。