今回はプレミアムバンダイから発売された、東急デハ3450形の復刻旧塗装です。

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パッケージ
2016年予約開始、2017年発送。プレミアムバンダイ限定品。
先頭車2両+中間車1両の3両セット。1箱3780円。NEWSGシャーシ採用。

活躍末期の1988年ごろに緑色から塗装し直された3編成が製品化されました。
デハ2両+クハ1両またはデハ2両+サハ1両の3両編成が組み立てられるような部品構成となっていて、実質はシャーシ類を持ってくれば4両セットになるだけの部品がついています。

まずは先頭車
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使用部品
使用部品です。屋根は3種類、前面板は4種類、ガラスパーツは3種類、妻板は2種類、パンタグラフは2種類付属。

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屋根パーツ
屋根は上からパンタなし(クハ3861、3866とサハ3375で使用)、パンタあり(デハ3451、3472、3484で使用)、パンタあり片側パンタ増設準備車(デハ3452、3457、3471で使用)の3種類が付属。
パンタなし屋根はセットに1枚、パンタありは各2枚ずつ付属。後者2種はアンダーゲート処理が施さています。

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側面板とガラスパーツ
窓サッシ、窓桟、Hゴムがガラスパーツに印刷されています。更新車と共用です。
各3セット付属。

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前面板とガラスパーツ
前面板とガラスパーツは別パーツとなっています。
前面板は左から日車非貫通型・配管あり(表記A、デハ3472で使用)が1枚、川重貫通型・配管あり(表記B、デハ3471、3472、3484で使用)が2枚、日車貫通・中間車化用(表記C、デハ3451、3457で使用)が1枚、更新車(表記D、クハ3861、3866で使用)が1枚の計5枚が付属。
ガラスパーツは左から中央2段窓(表記Aで使用)が1枚、中央1枚窓(表記BとCで使用。Cで使用する場合は尾灯部分をカットする必要あり)が2枚、更新車用(表記Dで使用)が1枚の計4枚付属。
一部加工が必要です。窓サッシしか塗装されていないので、尾灯にはガンダムマーカーガンダムレッド、前照灯(更新車)にはガンダムマーカーガンダムシルバーなどでちょっと塗ってあげた方がいいと思います。

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妻板
妻板は左から片運転台車共通(表記E)が3枚、更新車用(表記F、中間車と共用)が1枚付属しています。

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パンタグラフ
パンタグラフは左から集電シューが1本にまとめられているもの(デハ3452、3471、3472で使用)と、2本独立しているもの(デハ3451、3457、3483で使用)がそれぞれ2個ずつ付属。屋根と同じくアンダーゲート処理が施されています。
一応こちらでパンタグラフを交換する際は左のタイプはKATOのPS16Bをベースに、集電シューのみGMのPT43Nを加工したものと交換してニコイチにします。
右のタイプはGMのPT42Nで問題ないです。

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台車
台車レリーフは3種類付属し、上から川崎3450形(デハ3471、3472、3484で使用)が2セット、日車D-18(デハ3451、3452、3457で使用)が2セット、東急YS-T1(サハ3375、クハ3861、3866で使用)が1セット付属します。

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完成した先頭車(非貫通型)
完成した非貫通型先頭車デハ3452です。
紺色のボディに黄色の帯、1950年代中ごろにダークグリーンからこのカラーになり、その後おなじみのライトグリーンに変更されましたが、一部は末期にリバイバルカラーで再びこのツートンカラーに戻されました。

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正面
運行番号と行先方向板は裏側から貼り付けました。車番は運転台直上に貼り付け。
非貫通型の前面も平滑でいいですね。尾灯はガンダムマーカーで着色。アンチクライマーもごつくていいですね。

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完成した先頭車(中間車化改造車)
完成した中間車化改造車デハ3451、3457です。

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正面
前照灯が撤去され、おでこには取り付け台のみ残っています。貫通幌が設置されているのと、尾灯が撤去されている姿を再現しています。
ガラスパーツから尾灯を撤去する必要があります。

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完成した先頭車(貫通型)
完成した貫通型先頭車デハ3471、3472、3484です。

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正面
行先方向幕、運行番号を裏側から貼り付け。車番も貼り付け。
こちらはアンチクライマーやドア部の凹凸がない、すっきりとしたデザインとなっています。

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側面
TKKロゴと車番を貼り付けますが、位置がすごく微妙だったので車番のみ貼り付け。

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完成した先頭車(更新車)
完成した更新車先頭車です。別名、海坊主。

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正面
正面です。運行番号、行き先表示版、車番を貼り付け。
更新後は雨どいがなくなったため、つるんとしたおでこ、前照灯と尾灯が一体となったライトユニットが特徴的な車両です。

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更新車側面
更新車側面です。他の先頭車と同じく、車番のみ貼り付け。他の車両と同じく、妻面の塗装がちょっと甘く、黄色がちょっと見えてしまっているところもあります。
更新車(中間車)の屋根のドア部直上にある水きりですが、水切りより下の部分の塗装が甘いので、気になる方はちょっと色差しをした方がいいかもしれません。

次に中間車
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使用部品
使用部品です。扉なし妻板(表記G)が付属。これに加えて先頭車から妻板(表記F)とパンタなし屋根、台車レリーフYS-T1を使います。

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完成した中間車
完成した中間車サハ3375です。
こちらもクハ3850形を更新に合わせて中間車化したため、つるっとした形状となっています。

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側面
車番のみ貼り付け。
緑色でも出してほしかったなぁ…

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3両編成3編成制作
3編成制作しました。
元々出来のいい製品だったので迷わず予約。余った中間車は緑色にしましょうか。
色合いもよく、気に入っています。