今回は大井川鐵道の目玉機関車、きかんしゃトーマス号です。

イメージ 1
パッケージ
2015年発売。C11形蒸気機関車1両+オハ47 1両+スハフ42 1両の3両セット。1箱3240円。客車はNEW SGシャーシを採用。
大井川鐵道の目玉機関車、トーマス号と客車が製品化されました。C11形蒸気機関車は以前発売されたD51形蒸気機関車同様ディスプレイモデルになります。
客車は今回からNEW SGシャーシを採用しました。

まずは機関車
イメージ 2
使用部品
非常に多いパーツ数です。

イメージ 3
正面、運転台関係部品
トーマスの顔、運転台窓などは細かく塗装されています。細部のディティールなども細かく表現されています。

イメージ 4
ブロックパーツ、動輪
上の黒いパーツが中核となるブロックパーツ。動輪などは一体成型となっているので、動力化をするにはD51より手間がかかりそうです。

イメージ 5
側面パーツ
側面パーツです。形状もとてもリアルで、窓枠やホイッスルの金塗装、赤いライン塗装などきれいに塗装されています。

イメージ 6
後部パーツ、砂箱など
尾灯や後部の前照灯なども細かく塗装されています。砂箱や上記ドームは形状が似ていますが、取り付け部の突起の形状がつけ間違いのないように変わっています。

イメージ 7
屋根、石炭部
石炭はモールドが浅いですかね?

イメージ 8
完成したC11 227号機
完成したC11 227号機です。実車も小さいですが、Bトレになるとあまり気にならないサイズですね。

イメージ 9
正面
明りの関係か、顔の陰影がすごく出ています。前照灯やダンパーなどがしっかり塗られ、連結器周りの細かいディティールも表現されています。

イメージ 10
イメージ 11
側面
塗装もきれいだし、細かく塗られていてとてもいいです。ボイラー部の配管や動輪、運転台周りのステップなどが細かく表現されています。

イメージ 12
後部
パーツもきっちりあっています。
ボディ自体が小さくてかわいいです。

次はスハフ42です

イメージ 13
使用部品
客車はほとんど知らないので、形状の違いと言えば車端部に車掌窓があるのがスハフ42としか言えません。

イメージ 14
妻板
片側は窓付きのものを使用します。

イメージ 15
側面板とガラスパーツ
ガラスパーツの窓枠はオレンジに着色されています。組み込まれているスハフ42は車両によって車掌窓が白くなっているものもあるので、こだわる方は着色したほうがいいかと思います。

イメージ 16
パーツ裏側
今回、窓付きの妻板とガラスパーツはクリアーパーツでできていますが、それ以外の側面板、妻板、屋根、台車レリーフはオレンジ色のパーツで作られています。成型色がオレンジですが、側面は一応塗装されています。
一時期あった白いパーツを思い出します。

イメージ 17
完成したスハフ42
完成したスハフ42です。ステッカー類は機関車も含めて一切付属していません。そのため、作るのは楽です。

イメージ 18
イメージ 19
側面
今でも人気があるためか、製品としてはパート8、DF50+客車セット、2010年と13年発売の2両セットという高頻度で再販されている客車。
茶色や青色も渋くて良いのですが、こういう明るいオレンジ色も目を惹いていいですね。

イメージ 20
妻部
尾灯も塗装済み。客車はそんなに買っていないので組み立てる機会が少ないですが、結構しっかり組めますね。

次はオハ47です

イメージ 21
使用部品
両端に扉があるのがオハ47。
スハフ42同様、オレンジ色のパーツで生産されています。

イメージ 22
妻板
妻板は両方とも窓のないものを使用。

イメージ 23
完成したオハ47
完成したオハ47です。製品はDF50客車セットと2010年の2両セットの販売だけとなっていて、スハフ42より販売された回数は少なめ。

イメージ 24
イメージ 25
側面

イメージ 26
妻面

イメージ 27
3両を製作
製品化発表があった時は結構話題に上がったこの製品。構造上の問題で機関車の動力化は困難というか、ほぼ無理だと思います。
客車はNEW SGフレームを採用したため、成型ランナーが変わって、SHGシャーシ床板部分が車輪となったので、余剰シャーシを持っていない人は動力化する際には走行台車T改を購入する必要があります。
実際の編成はスハフ42が3両、オハ47が4両の7両編成。基本セット(本製品)1箱と増結セット(スハフ42とオハ47が各1両入っている2両セット)が3箱必要となります。
実車は機関車より客車が長いですが、ショーティー化されると客車も機関車程度の長さになるため、きかんしゃトーマス同様の世界観を味わうことができるかと思います。

その他 NEW SGフレーム
イメージ 28
NEW SGフレーム
今回から採用されたNEW SGフレームです。

イメージ 29
今回変わったランナー
下部にあったSHG床板は今回から車輪に変更されました。リアルにするために車輪のフランジなどを小さくしますとか、形状云々言っていましたが、この方法をとったがために車輪の側面にくぼみがなくなったため、本当にただの車輪パーツとなってしまいました。
レリーフをつけたら見えなくなる車両が多いのであまり気になりません。