今回は先日販売された小田急8000形のリニューアルモデルです。
当面は、新宿と和泉多摩川のTRAINSで販売され、1/25日からは新宿、町田、藤沢の小田急百貨店でも販売されます。
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パッケージ
小田急TRAINSオリジナル商品。先頭2両+中間2両の4両セット。2400円(税5%)。改良型SHG採用。
通し番号が20番となっていますが、メーカー側のミスで、本当は21番。
TRAINS新宿、和泉多摩川、ネットショッピングで購入した人のみ20番で番号が振られている8000形が買えるそうです。買った人には方向幕と車番と幻の開発コード21番シールが貰えます。
今回は代理購入をしていただきました。この場をお借りしてお礼申し上げます。
 
まずは先頭車
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先頭車使用部品
先頭車で使用する部品です。スカートは4種類、妻板は2種類付属。全部リニューアル品で、使用される素材パーツも白いプラ素材となっています。
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前面板とスカート
ライトユニットはスカートパーツに表現され、リアルになりました。
前面板は他の製品より薄く(素材が薄いわけでなく、出来た部品自体が)作られています。
運転台、車掌台のキセもスカートに再現されています。
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組み合わせてみた
組み合わせるとこんな感じ。前面板の薄さが分かります。
通常ならば前面板にブロックパーツとの取り付けの突起が出ていて、それをスカートパーツの穴に通して、ブロックパーツに抱き合わせて取り付ける方法が主流ですが、この製品はブロックパーツとの取り付けの突起がスカートパーツにあり、前面板をスカートに取り付けて本体に取り付ける方法になっています。
この方法だとスカートの遊びがなくなっていいですね。
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スカート
スカートは全部で4種類。左上がフタが左に付く1号車用、右上が切り欠きありフタ右の6号車用、左下が切り欠きありフタ左の7号車用、右下がフタ右の10号車用。
電気連結器の有無でスカートの形状が異なるため、それぞれの物が付属。
ここまでやるとは。
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妻板
妻板です。白いパーツにフラッシュをたいているため、よく見えませんが、左がステップ多(全車新宿より・6,10号車を除く)と、右がステップ小(3,5,6,10号車の小田原より)の2枚。
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完成した先頭車
完成した先頭車です。クハ8050型です。
表示器、種別、車号は屋根パーツに貼ることで再現。
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正面から
種別表示器は下地シールと種別シールを組み合わせて貼り付け。車号シールは下地シールと一体となっています。
ツイッターなどで、人によってはライトが奥まっているという意見を持つ人もいて、その人は東武10030系用のヘッドライトシールをスカートに貼り付けて、より目立つようにされた方もいました。
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側面
旧製品とは各部形状が異なっています。
ロゴは新CIのステッカーを貼り付けています。帯が旧製品より濃くなっています。
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屋根
旧製品よりグレーが明るくなり、クーラーの表現、アンテナの表現もグレードアップしました。
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前面比較
左がリニューアル品で右が旧製品。旧製品はスカートが1種類だった気がしますねぇ・・・
顔つきが全体的に四角くなり、また窓が拡大され、ライトユニットが別体となったせいか、個人的に同じ製品とは思えない時があります。また、ワイパー表現もアームが2本になって、リアルになっています。
しかし、イケメンになったなぁ・・・
旧製品の表示器の表示は気にしない。
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側面比較
上がリニューアル品で下が旧製品。乗務員室扉の角が丸くなり、靴刷りの銀塗装、客用ドアの窓の大きさの変更、客用窓の枠再現、窓とドアの間隔が狭くして窓拡大。
ドアコックと車側灯の位置変更が行われ、ガラスパーツにはサッシの再現もされています。
旧製品の台車はこれであっていたっけな?
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屋根比較
上がリニューアル品で、下が旧製品。クーラーの大きさが小さくなりましたが、形状が変更されています。ファン部分や側面のモールドが変更されています。
 
次に中間車
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中間車使用部品
妻板は3種類。屋根はパンタありとなしの2種類。パンタグラフはシングルアームパンタグラフのみ付属。
パンタグラフがやたらと平べったいパーツになっていたのには驚き。
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妻板
左からステップ小、ステップ多、配管ありの3種類。
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屋根
上がパンタなしで6両編成の3号車と5号車で使用。1箱に1枚付属。
下がパンタありで2,4,8,9号車で使用。避雷器の細かい穴が表現されているのに驚いた。
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完成した中間車
完成した中間車です。デハ8000形です。4両編成なので、2両ともパンタ搭載車。
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側面
先頭車でだいぶ書いたので、あまり書くことがありませんね。
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側面比較
上がリニューアル品で下が旧製品。
こう見ると、旧製品がおもちゃっぽく見えてしまいますね。
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屋根比較
上がリニューアル品で、下が旧製品。
クーラーが小型になり、モールドが細かくなって、リアルにありました。配管の本数も増え、避雷器やヒューズボックスも形状が変わってリアルになっています。
尚、旧製品のパンタグラフはGMパンタを載せたり降ろしたりをちょくちょくやっていたため、どこか行ってしまったので代用品を取り付けています。足が付いているゲタパンを搭載した方がよかったですかね?
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4両編成で製作
4両編成で製作しました。昨年12月にフェイスブックで発表され、いつ発売されるかとワクワクしながら待っていた製品。
旧製品は9000形のおまけパーツが付いていましたね。9000形を作るべく8000形を購入しましたが、肝心の8000形が編成を組めなくなり、中古品を探したりとなんとか6両には出来る様になったけど、相方の4両が無いと思った時に販売のお知らせが来てよかった。
旧製品と見比べてもかなり進化していて、新しい製造方法を採用し、金型も8000形専用の金型を新規に作った点を見ると、小田急の商品開発部の力の入れようが半端ないことがよく分かりました。
塗装の乱れ、ごみの付着も無く、帯も綺麗に塗装されていて質も上がっていて凄くよかった。
出来も凄くよくて、ほめ言葉しか出てこない製品です。
やはり、小田急のBトレクオリティは高いと感じる商品でした。
 
ステッカーは4連車号が8151、54、57、64、67F、6連が8253、56、61、63、66F、正面用ロゴ、側面ロゴ、先頭車側面用ロゴ、旧OERロゴが付属。
行き先は新宿、小田原、片瀬江ノ島、藤沢、新百合ヶ丘、唐木田、町田、相模大野、本厚木、箱根湯本、回送、試運転の12種類各2枚、さらに書式が違うタイプで12種類各2枚付属。種別下地、種別は快速急行、急行、準急、区間準急、各停の5種類2枚ずつ、さらに書式が違うタイプも2枚ずつ付属。
 
珍しくレビューっぽい記事になった気が。いつもより内容を濃く書いております。
購入の参考になればいいです。
管理人は6連用にまだ2箱ほど購入したいところです。