オレンジ(金型リニューアルモデル)

国鉄が開発した新性能電車第1号の101系です。登場当初はモハ90形電車と呼ばれていましたが、車号改正により、101系電車と名称を変えました。
当時の新技術、改良した技術をふんだんに使用した電車です。旧型電車では、Mユニットは1両単位で組んでいましたが、この車からMM'ユニット方式を採用し、以降の車に引き継がれていきました。
当初、101系は輸送力増強が必要になっていた中央線に投入することを想定して仕様が決められ、製造されました。
当初はオールM方式(全電動車方式)を想定して作られましたが、発電所の容量などの様々な問題により、付随車を組み込んでの運用となってしまったため、本来の性能が発揮できないまま、後継の103系電車が開発され、その座を譲りました。
2010年9月現在101系は秩父鉄道で活躍していますが、老朽化と東急電鉄から譲渡された7000系(元8500系)と、7500系(元8090系)の登場により、廃車が進んでいます・・・オレンジ色編成は引退しました。
Bトレではパート8(旧金型)と2両セット(金型リニューアルモデル)で登場。屋根は通常タイプもありますが、管理人は低屋根タイプ(800番台)を使用しました。
前面板は栓受け有と無の2種類が付属。
カナリア(金型リニューアルモデル)

101系のカナリアバージョンです。カナリアなので総武線などでも活躍していましたが、当初は山手線の旧型車両を置き換えるために山手線に登場し、置き換え完了・103系による置き換えなどで、総武線、南武線などで活躍しました。
秩父鉄道でもカナリア編成が活躍しています。
Bトレではオレンジと同じ時に登場しました。金型リニューアルモデルでは、クハ100用に電装準備屋根も付属しています。
スカイブルー(金型リニューアルモデル)

京浜東北線で1970年~78の間だけこのカラーリングで活躍しました。中央・総武線各駅停車の車が塗装を変更し、一部改造を施して登場。先に登場していた103系とともに活躍していましたが、山手線系統のATC化に伴い撤退しました。
秩父鉄道でもスカイブルー編成が活躍しています。
Bトレではベストリピートパート8にて登場。BR8のみの限定生産だそうです。
ウグイス(金型リニューアルモデル)

関西線で活躍していたカラーです。ウグイス色に黄色の警戒帯を巻いたカラーリングとなっています。
103系にその座を譲り、引退しました。
秩父鉄道1000形1編成がこのカラーリングで活躍しています。
南武支線色

1980年に南武支線の旧型国電を置き換える形で登場し、活躍していた2両編成で、ワンマン運転対応改造を施された編成です。
当初はカナリア1色ですが、このカラーに塗り替えられました。2003年にワンマン対応、山手線の余剰車から改造された205系1000番台に置き換えられました。
Bトレでは情景セット浜川崎駅セットで登場し、KIOSK6にて再登場。金型は新規金型となっています。
製品情報
○登場シリーズ・パートシリーズ・・・パート8(旧金型)、ベストリピートパート8(金型リニューアル)、KIOSK6
・セットシリーズ・・・2両セット、情景シリーズ
○使用シャーシ
・HGシャーシ(パート8、情景シリーズ)
・新HGシャーシ(BR8、2両セット、KIOSK6)
○お値段
・1箱420円(パート8)、630円(BR8・KIOSK6)、1,260円(2両)、8,400円(情景)
○その他情報
・前面板は2種類付属(栓受け有・無)
・屋根は低屋根タイプも付属(オレンジ)
・屋根は電装準備車の物も付属(リニューアル・カナリア)
・京浜東北線色はBR8のみの限定生産
・旧金型タイプ側面は103系初期型と共用。リニューアルモデルはオリジナルの物に変更
(裏面に1000と書いてあるのは、おそらく秩父鉄道1000形の生産を見越してのことだろう。)
○カラーバリエーション
・オレンジ・・・パート8、2両
・カナリア・・・同上
・関西線・・・パート8、BR8
・京浜東北線色・・・BR8
・南武支線色・・・情景シリーズ、KIOSK6