今回はKATO製のE131系500番台(相模線)です。

パッケージ

パッケージは小型ケースです。

同時に2両セットの0番台も発売されました。

 

商品情報

・品番:10-1946

・クハE130-503-モハE130-503(M)-サハE131-503-クモハE131-503の4両セット

・車番印刷済み(コツG-03編成がモデル)

・ライトユニット搭載

・交換用行先表示機パーツ、ステッカーが付属

・1箱18700円

・2024年5月発売

 

実車情報

2020年より房総地区に投入された0番台をベースに仕様変更され、2021年より相模線用として投入された新型車両です。

E131系はクモハE131-クハE130の2両編成を基本として車内設備の変更や中間車を増結することで投入線区の事情に合った柔軟な仕様の編成を組むことができるように設計されました。

相模線はサハE131とモハE130を組み込んだ4両編成で同線の205系500番台の置き換えを行いました。

12編成中2編成が線路モニタリング装置を搭載したため580番台として区分されています。

 

レビュー

〇茅ヶ崎寄り先頭車 クハE130-503

クハE130-503

茅ヶ崎寄り先頭車のクハE130-503です。

FRPの色が白色から水色に変更され、正面の水玉模様のパターンも変更されました。

0番台と違いトイレはなく、座席は一部セミクロスシートからオールロングシートに変更されています。 

 

正面

拡幅型ボディが採用されているため、車体下部は絞りが入ります。

行先表示機はワンマン相模線が印刷済み、運行番号は印刷未でステッカーにより変更できるようになっています。

ライトユニット、行先表示機、運行番号は点灯するようになっています。

編成番号は印刷済み。運転台は0番台と同じ設計のため貫通型になりますが増結運転を行わないため電気連結器は省略されています。幌枠部は銀色で塗装済みで正面の水玉模様は波しぶきをイメージした配列に変更されています。車体下部の端にホームセンサー用のモールドが入っています。

 

 

側面

車番、号車表記、車いす、ベビーカーマークJRロゴ、半自動ドアSW、表記類が印刷済み。

行先表示機はステッカー式です。ステッカーには登場当初に乗り入れていた横浜線に対応したものも付属しています。

床下機器はダークグレーでSIVやCPが取り付けられています。

205系時代は窓上の帯はありませんでしたが、E131系より窓上にも水色と青色の帯が入るようになりました。

 

表記類

半自動ドアSWの印刷はちょっと甘め。ワンマン運転に対応させるため、安全確認カメラが車端窓上部と乗務員室扉上にモールドで表現されています。

ドアコック表記や車外スピーカーも印刷されていてGOODです。

 

 

妻面

雨どい、製造銘版がモールド表現されています。幌パーツがつき、連結器はフックレス型のボディマウント式KATOカプラーが採用されています。

 

 

屋根

信号炎管、無線アンテナ、ホイッスル、クーラーは取り付け済みです。

妻面にもアンテナ用の土台部があります。

 

〇中間車 モハE130-503

モハE130-503

モハE130-503です。相模線用に設定された中間電動車で、製品では動力ユニットが搭載されています。

パンタ付きではありますが車種がモハE131ではなくE130になります(日光線・宇都宮線向け600番台はモハE131になっている)。

 

 

妻面(茅ヶ崎寄り)

茅ヶ崎寄り妻面は雨どい、昇降ステップに加えパンタ配管モールド表現されています。

 

 

側面

表記類はJRロゴがない以外は先頭車に準拠。床下機器はモーターカバータイプが取り付け済み。動力はスロットレスモーターを採用。

優先席表記は付属のステッカーを使用します。

 

妻面(橋本寄り)

橋本寄り妻面は雨どいがモールド表現されています。

 

 

屋根

近年のEシリーズはヒューズ箱類がHB(高速度遮断器)などに変わっているため、パンタ周りは特に機器がないのが特徴。アンテナ増設用の土台が中間車にもモールド表現されています。

 

〇中間車 サハE131-503

サハE131-503

サハE131-503です。相模線用に設定された中間付随車でです。

 

妻面(茅ヶ崎寄り)

茅ヶ崎寄り妻面は雨どいがモールド表現されています。向かって右側には機器箱が設置されています。

 

側面

床下機器類はSIVやCPが取り付けられています。

 

 

妻面(橋本寄り)

橋本寄り妻面は雨どいがモールド表現されています。

 

〇橋本寄り先頭車 クモハ E131-503

クモハE131-503

橋本寄り先頭車のクモハE131-503です。パンタ付きの先頭車になります。

こちらにはWiMAXアンテナが取り付けられています。

 

 

正面

基本的にクハE130-503と同じ。

 

 

側面

床下機器がVVVFやHBなどの主制御器類が取り付けられています。

 

 

屋根

パンタグラフは茅ヶ崎寄りに設置されています。クーラーの運転台側にはWiMAXアンテナが設置されています。

 

 

アンテナ類

 

 

1編成導入

相模線のE131系は乗る機会もあり、さわやかな色合いで結構好みの車両だったので発売されてすぐ購入しました。

横浜線乗り入れ時代の行先表示ステッカーが付属していたのもまたうれしいです。

製品は0番台と同時に発売され、今度600番台の製品化も控えているE131系シリーズ。

2020系同様のストレートボディとなった鶴見線向けの1000番台はGMから出たりするのかな?