B.B.KING  「LIVE AT THE APOLLO」   1990

 B.B.のライヴ名盤は数々ありますが、本盤はちょっと異色ですね。
まず、レーベルが従来のMCAではなくジャズ系のGRP、
バックはジーン・ハリス&ザ・フィリップ・モリス・スーパー・バンド、
ジーン・ハリスやケニー・バレル、レイ・ブラウン等のジャズ系のヒトが
勢揃い!で、これがまたB.B.のスタイルに違和感無くハマってる...。
自身のバンドとは違い、ホーン・プレイが丁寧で厚みがあります。

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 「Ain't Nobody's Bizness」のイントロから重厚感溢れるホーン隊、
「All Over Again」のマイナー・ブルーズも素晴らしい!
まさにホーンが艶を出してるって感じ。
ライヴ定番の「Nightlife」、
途中で「Please Send Me Someone To Love」を挿し込むところなんぞ、
かなり憎い演出です。
しかしこのアルバム、何で「Everyday I Have The Blues」で
始まらないんだろ?
収録されてないけど、実際は唄われたんだろか???