V.A. 「MY FUNNY VALENTINE」
 
 「My Funny Valentine」と言えば、名演がたくさんありますが、
ワタシ的にはやはりチェット・ベイカーでキマリ!ですね。
 
 
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 このコンピに収録されてるのは
 チェット・ベイカー
 ビル・エヴァンス&ジム・ホール
 ソニー・スティット
 ジョニー・ハートマン
 ナンシー・ウィルスン
 チューチョ・ヴァルデス
 ダイナ・ショア
 チコ・ハミルトン
 ジャッキー・テラソン
 エラ・メエ・モーズ
 ロン・カーター
 小林桂
 ジェリー・マリガン
 ラシェル・フェレル
の13組のアーティストで、
オープニングとラストはチェットのヴァージョン。
オープニングは「CHET BAKER SINGS」、
ラストは「JAZZ AT ANN ARBOR」。
そしてジェリー・マリガンのところでもチェットが吹いてます。
「チェットに始まり、チェットで終わる」と言っても過言ではないでしょう。
 
 またエヴァンス&ホールのアップ・テンポなヴァージョンも
アルバム「アンダー・カレント」で繰り返し聴いたものです。
曲の持つロマンチックな部分はまったく無視して、スリリングな応酬になるのが、
新鮮に感じたものです。