CLANNAD 「MAGICAL RING」   1983
 
 邦題「妖精の詩~マジカル・リング」。
 
 
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 ゲール語で唄うアイリッシュ・グループ、クラナド。
ドラムレスのせいか、落ち着いた幻想的なサウンドが楽しめます。
トラッドを追究するグループではなく、シンセなどもフィーチャーした
ヒーリング系のサウンドとして耳にするのが正解でしょう。
 
 「Tower Hill」なんかは、どこか初期のディヴィッド・クロスビーを
想い起させるようなコーラス・ワークが神秘的です。
 
 そもそもグループ名の「クラナド」は、
ゲール語で「家族」の意味だそうです。
兄妹を中心に親族のみで構成されたグループです。
アイルランドで活動、レコードをリリースしてた彼らの
実質的なイギリス・デビューとなった本作、
BBCの番組のテーマ曲「ハリーズ・ゲームのテーマ」で
英国でも一気にブレイクした、と言うワケ。
 
 ハープの音色が可憐なトラッド「妖精の女王」や
「ハリーズ・ゲームのテーマ」などのハーモニーの美しさは
まさに「癒し」の効果あり!?