JOHN McLAUGHLIN
「MUSIC SPOKEN HERE」
1982
 
 『シンセサイザーを使ったスケールの大きいサウンドと、
アコースティックな音色の絡みが素晴らしいギターの鬼才、
マクラフリン屈指の傑作。』
 
 
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 邦題は「吟遊詩人」。
 
 ん~・・・前作の「ベロリゾンチ」といい今作といい、
カティア・ラベックが絡んだ作品は正直、いまひとつピンと来ない。
ま、公私にわたるパートナーだったワケだから、
お二人の共同作業とすれば、文句のつけようも無いんだろうけど、
カティアのシンセが、どうも好きになれんなぁ。
 
 マクラフリンはいつものように高速パッセージを
アコギで難なく弾き倒し、
「心のそよ風」ではピアノとアコギのユニゾンはさすが息がピッタリ!
ユパンキ作の30秒ほどの「夜が明ける」は多重ギターですが、
途中でこのような楽曲が挿入されると、ホッとするくらい、
シンセ・サウンドは耳に馴染むまで、かなりの時間を要しました。(笑)