VINCE GILL  「I STILL BELIEVE IN YOU」     1992
 
 当時のカントリー・シーンを、あえてストレート・カントリーと
ポップ・カントリーの2種類に分類するならば、
ガース・ブルックスやビリー・レイ・サイラスらのポップ・カントリーに
人気が集中してたように思います。
ヴィンス・ギルは彼のハイトーン・ヴォイスという性質上、
ポップ・カントリー寄りだと思うのですが、
彼の最大の魅力はバラードやワルツにあるのではないでしょうか。
 
 本アルバムは10曲に加え、当時日本未発売だった
プラチナ・アルバム「WHEN I CALL YOUR NAME」からの6曲が
ボートラとして収録されています。
 
 
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 「No Future In The Past」「Under These Conditions」
「Love Never Broke Anyone's Heart」「I Still Believe In You」
「When I Call Your Name」などのお得意のバラードが楽しめ、
尚且つ「Slippin' Away」「One More Last Chance」では
ロック・カントリーも楽しめ、リーバ・マッキンタイアとデュエットした
ボートラの「Oklahoma Swing」のスィング調もあり、
という贅沢なアルバムです。