JOHN MAYALL
「DRIVIN' ON - THE ABC YEARS 1975 to 1982」
「DRIVIN' ON - THE ABC YEARS 1975 to 1982」
タイトル通り、ABCレーベルに移籍してからのコンピレーションです。
未発表音源や、82年に再びミック・テイラーを迎えたライヴ音源など、
この時期のメイオールを俯瞰できる2CDです。
この時期のメイオールを俯瞰できる2CDです。

面白いのは75年にニュー・オーリンズへ渡り、
アラン・トゥサンをプロデューサーに迎え、作った「NOTICE TO APPEAR」というアルバム。その中から4曲(1曲は未発表)が収録されてますが、
メイオール自身、トゥサンのレコーディング・スタイルに違和感を覚え、
「やっつけ仕事」で済ませた不本意なアルバム。
同年代のメイオールとトゥサン、どちらも一家言を持つ巨匠、
メイオールが永年貫いてきたスタイルをトゥサンに否定された、
というところでしょうね。
アウト・テイクとなった「It Ain't Easy」なんかは
メイオールに歌わせずにディー・マッキニーという女性に唄わせてしまった、という曰くつきのテイクで、リズムもセカンド・ライン...、
これじゃメイオール校長が怒るのも無理ないなぁ。(笑)
もちろんメイオールの意向で没テイクに。
結局そのアルバムは全10曲の内、7曲がトゥサン作、
メイオール作は2曲のみ、という屈辱的な内容となったのです。(笑)
そのメイオール作の2曲のうちの1曲「Old Time Blues」は
トゥサンの不在時に録ったテイクで、さすが御大も活き活きしており、
これぞメイオール・ブルーズ!ってとこかな?
アラン・トゥサンをプロデューサーに迎え、作った「NOTICE TO APPEAR」というアルバム。その中から4曲(1曲は未発表)が収録されてますが、
メイオール自身、トゥサンのレコーディング・スタイルに違和感を覚え、
「やっつけ仕事」で済ませた不本意なアルバム。
同年代のメイオールとトゥサン、どちらも一家言を持つ巨匠、
メイオールが永年貫いてきたスタイルをトゥサンに否定された、
というところでしょうね。
アウト・テイクとなった「It Ain't Easy」なんかは
メイオールに歌わせずにディー・マッキニーという女性に唄わせてしまった、という曰くつきのテイクで、リズムもセカンド・ライン...、
これじゃメイオール校長が怒るのも無理ないなぁ。(笑)
もちろんメイオールの意向で没テイクに。
結局そのアルバムは全10曲の内、7曲がトゥサン作、
メイオール作は2曲のみ、という屈辱的な内容となったのです。(笑)
そのメイオール作の2曲のうちの1曲「Old Time Blues」は
トゥサンの不在時に録ったテイクで、さすが御大も活き活きしており、
これぞメイオール・ブルーズ!ってとこかな?
かつての教え子ミック・テイラーを迎えたライヴ音源、
ミックのスライド・ギターも健在で、校長も水を得たサカナのよう。
やっぱメイオールは「ブルーズ一筋」だね。
ミックのスライド・ギターも健在で、校長も水を得たサカナのよう。
やっぱメイオールは「ブルーズ一筋」だね。