OTTMAR LIEBERT 
「NOUVEAU FLAMENCO」 
1990
 
 タイトルはまさに「新しいフラメンコ」。
でもこのオットマー・リーバートはスペイン人ではありません。(笑)
父は中国系ドイツ人、母はハンガリー人。
ジプシー・ミュージックからジャンゴ・ラインハルトやパコ・デ・ルシアを研究し、
フラメンコをベースとした新しいサウンドを作りだしてます。
 
 
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 93年の「THE HOURS BETWEEN NIGHT + DAY」では
なんとフリートウッド・マックの「アルバトロス」や
マーヴィン・ゲイの「マーシー・マーシー・ミー」あたりも取り上げています。
生粋のフラメンコのようなパッションはあまり感じられず、
どちらかというと、イージー・リスニング的な優しさも感じます。
 
 どの曲もギターの音色が美しく、音響的な狙いもあるのかな?
オープニング・チューンの「Barcelona Nights」などは
軽快なテンポの覚えやすいテーマです。
 
 後のアルバムではシンガーも登場するのですが、本作は全曲インストです