THE KINKS  「PRESERVATION ACT 2」       1974
 
 『「第1幕」の半年後に発表された、
レイ・デイヴィス入魂の大作ロック・オペラ完結編。』
 
 
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 田舎の町で繰り広げられる地上げ屋と正義の味方の対決を描いた
「ロック・オペラ」、という触れ込みになってます。
内容はようわからんけど、音だけ聴いても素晴らしい!
 アナウンスに導かれたオープニングの「対決のきざし」のハードさ加減、
デイヴのスライド・ギターや女性コーラスが印象的なブギ
「この世はすべて金しだい」、
トラッドの香りを少しだけ散りばめた「国家の羊飼」は
どことなくフェアポート・コンヴェンションを想わせるし、
お約束通り「愛は何処に」「愛さえはかなく」のような美メロも用意されてます。(笑)
 
 フィナーレとなる「サルヴェイション・ロード」はかなり陽気な曲なので、
物語はハッピーエンドで完結したんでしょうね。