THE KINKS  「PRESERVATION ACT 1」      1973
 
 『名作「ヴィレッジ・グリーン」をベースに書きあげた、
レイ・デイヴィス才気爆発のロック・オペラ第1弾。』
 
 
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 FREEの「Wishing Well」のイントロを思い起こさせる
オープニングの「Preservation」、でもこれはボートラなので、
続く「Morning Song」が本来のオープニングなんですよね。
このヘンなハミングの曲は何かが起こりそうな予感がする...。(笑)
 
 しかしその嫌な予感に反して、以降の曲は結構マトモなんだよね。
ブラス入りの「There's A Change In The Weather」は
リズムにも緩急つけ、コーラスを配した、いかにもキンクスらしい曲。
「Where Are They Now!」のバラードの美しさにも心動かされつつ、
「Cricket」でのキンクスお得意のキャバレー風味もイカシテおり、
 
 田舎町の再開発に関わる地上げ屋と救世主との闘いのストーリーは
よくわからんけど、「Here Comes Flash」で地上げ屋フラッシュがやって来、
「Demolition」で取り壊しが決まり、第1幕が閉じます。