THE BEATLES  「LET IT BE...NAKED」      1969
 
 日本で出たのはたしかCCCD(コピーコントロールCD)でしたっけ。
ワタシのは英盤なので普通のCD仕様でした。
LP「LET IT BE」を耳にしたのはもう40年以上も前のことでした。
今、CDで聴くと「LPはもっとモコモコしてたかなぁ」と想い出します。
 
 なんでもポールはフィル・スペクターのプロデュースが気に入らなくて、
リンゴ、ジョージ、ヨーコの同意を得て、2003年にあえて「裸」にしたとか。
 
 
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 永年聴きなれた「LET IT BE」、楽器のバランス等、
最初はちょっと違和感があったけど、ドラムスやベースの音が粒だってるというか、
すべてがクリアになり、これまた慣れるといいもんですぜ。
 
 一番顕著なのは「The Long And Winding Road」なんだけど、
スペクターのアレンジをまったく排除した、というかまったく別のヴァージョン。
唄い方も所々違うしね。
 
 「Let It Be」のギター・ソロなんかも聴きなれたLPヴァージョンや
シングル・ヴァージョンとも違い、ちょっと戸惑っちゃいますよ。(笑)
 
 「裸のレット・イット・ビー」なんてタイトルは、
いかにも「スペクター悪者説」みたいな感じだけど、
ワタシはやっぱり聴きなれたスペクターのが好きだな...。