V.A.  「大阪ソウルバラード」     2003
 
 『大阪生まれ、男が泣けるソウルバラード、15曲。
男が泣ける、男のバラードの名曲は、なぜか大阪から生まれます。
そんな、名曲中の名曲だけを集めた、究極の大阪コンピレーション。
一生聴けます。一生歌えます。一生泣けます。』
 
 
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 収録曲は
 「やっぱ好きやねん」 / やしきたかじん
 「悲しい色やね」 / 上田正樹
 「大阪で生まれた女」 / BORO
 「酒と泪と男と女」 / 河島英五
 「生まれる前から好きやった」 / やしきたかじん
 「大阪ビッグ・リバー・ブルース」 / 憂歌団
 「大阪エレジー」 / シャ乱Q
 「なめとんか」 / やしきたかじん
 「いじめやんといて」 / トミーズ雅
 「OSAKA ON MY MIND」 / 上田正樹
 「あんた」 / やしきたかじん
 「お前が好きやねん」 / 門田頼命
 「大阪で生まれた男」 / 間寛平
 「大阪恋物語」 / やしきたかじん
 「おやすみ大阪」 / ファンキー・プリンス
 
 所謂「方言」で唄ってサマになるのは大阪弁だけでしょうね。
カラオケで唄ったことがあるのは「悲しい色やね」と「大阪ビッグ・リバー・ブルース」
だけですが、向こうのヒトたちはガンガン唄っちゃうんでしょうね。
 
 「やっぱ好きやねん」や「生まれる前から好きやった」、
「お前が好きやねん」
「悲しい色やね」の「おれのこと好きか、あんた聴くけど...」
「大阪ビッグ・リバー・ブルース」の「お前のこと好きやったよ...」
「あんた」の「あんた、今でも好きだよ...」
「大阪で生まれた男」の「なんで好きやと言えんのや...」のように
「好き」という感情をすんなりと表現できちゃうんですね、大阪人は。
 
 やしきたかじんの曲が多過ぎなのと、歌手ではない寛平やトミーズ雅は
あえて無くても良かった?
この3者の曲はワタシ自身、あまり聴いたことがありません。
もひとつ、ファンキー・プリンスなるグループ、GSブームの末期のグループで、
GSと歌謡曲のギリギリのところを行ってるような。
イントロのファズ・ギターが時代を感じさせます。
ワタシ的には憂歌団の「大阪ビッグ・リバー・ブルース」が一番好きだね。
これが入ってる「BLUES」というCDはほんまよう聴きよったわ。
でも、ここでのヴァージョンはイントロのコーラスがないんだよね。
 
 この「グリコ企画」は、いくつかシリーズ化されてるようです。
収録曲を見る限りでは、この「黒盤」が一番まとまってるような気がします。