QUNCHO  「WISHES」       1994
 
 QUNCHOを初めて知ったのは
75年のサウス・トゥ・サウスの「この熱い魂を伝えたいんや」でした。
そこでのQUNCHOが唄う「Love me tender」は
レコードが擦り切れるくらい聴きましたね。
もちろん当時は「QUNCHO」ではなく、「クンチョウ」という表記でしたが。
 
 
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 このアルバムにはQUNCHOのオリジナルに交じって
荒井由実の「何もきかないで」や
スティーヴィー・ワンダーの「Send One Your Love」、
そして先行シングル「青い夏まで待てない」(宇徳敬子とのデュエット)
なども含まれています。
 
 レゲエ調の「Again(再び・・・)」のエンディングの
ギターとハープの掛け合いがカッコいい。
また、「心の底のあの日」や「何もきかないで」などは
唄の上手さも堪能できます。
サウス時代は英語の曲を好んで唄ってたと思うのですが、
本作では2曲を除いてほとんどを日本語で作詞しています。
サウスのイメージしか無かったのですが、R&B、レゲエやラテンのリズムなども
取り入れて、唄も上手くなっており、まさに「大人のロック」ですよ。
 
 ちなみにアルバム全編でバック・コーラスでクレジットされてる宇徳敬子さん、
昔「踊るぽんぽこりん」のBBクィーンズで唄ってたヒトのようです。
あと「思い出の九十九里浜」とか。
J-POPシーンではバック・コーラスとしていろんなところで
クレジットされてるようです。